その中で、私の中ですごくタイムリーな言葉が出たんです。
「どうしたの?」
っていう言葉です。
尾木さんは、お母さんからその言葉を掛けてもらって育ち、その言葉を大事にして、生徒たちにもその言葉を投げかけていたという事でした。
最近私の口ぐせは、まさにコレだなぁって思っていた矢先でした。
「どうしたの?」「どうしたん?」「どうした?どうした?」って、猫にずーっと話し掛けてます。
もともと、「どうしたの?」って言葉って、単純だけど良い言葉だなって思ってました。すごく相手の事を想ってる気がして。気遣いの伝わる短い言葉。
ちょいと疲れてる時なんかに、「あれ?どうしたん?」
ちょいと困っている時にも、「どうしたの?困りごと?」
って、声をかけてもらったら絶対嬉しいと私は思います。
実際、嬉しくて、ありがたくて泣いた事もあります。
辛いけど我慢してる人、聞いて欲しいけどうまく言葉に出来ない人、助けて欲しいけど頼れない人、お話出来ない動物などなど、「どうしたの?」って話し掛ける“気持ち”に救われる事があると思います。
猫達は、「どうしたの?」の意味、分ってくれてないけど、少しでも伝わっていたら嬉しいです(o・∀・o)
数日前の雨の日に、ご近所のお家のわんちゃんが、犬小屋から出て鎖を引きずりながらある一定の場所をゆっくり歩いていました。雨でびしょびしょです。
尻尾は下がってて、頭も下げたまんま、ウロウロ、ウロウロ。
そのお宅の苗字も知らなけりゃ、わんちゃんの名前も知りません。
わんちゃんは、たまに通ると、ひとりぼっちで土の上でじーっと寝てる事が多く、かなりの老犬のようです。大人しいです。
気になりますが、飼い主が居ないのに他人の家のわんちゃんに触るのは良くないので、「おーい(かなり小さめ)」って声を掛けて通りすがるくらいでした。
だけど、その時はあんまりにも不憫な感じがして、
「どうしたの~~??」
って声かけました。
敷地に入らないギリギリの所に立って、門のないお庭だったので、身を乗り出すと、とことこ近づいてきました。
オレンジ色のモフモフした柴犬みたいな雑種のわんちゃんです。とても可愛らしいけど、元気が無くて、毛の手入れもしてもらってない感じです。毛玉が付いてました。
顎下とか、耳の裏とか、背中とか撫でると、嬉しそうでした。
ずぶ濡れでした。敷物もないボロボロの小屋。
こんなに濡れてても、誰もお家から出てきてくれないんだね…。
日本の犬は、洋犬とは違って外で飼うのもありだとは思います。
でも、老犬で、雨の日に小屋に入らず徘徊して…
人様の飼い犬に、何もしてあげれないし、とやかく思うべきじゃないのかも知れませんが、私は、多分、ここのお家の人とは仲良くなれそうもないです。
実家の犬3匹は、大型犬並みの雑種がビビリで、家の中で飼うしかないとなった時に、先住の玄関先にいた中型犬雑種も「えこひいきは可哀想」と、家の中で飼う事になり、小型犬パグと、狭~い家をウロウロしてました。
父は、3匹の体格が違うからと別々に散歩して1日に6回以上、散歩してました。
18年生きた犬は、ボケてきて深夜2時とかに散歩に出たそうです。
3匹が年老いて、看取るまでお家の中で過ごしました。
私はあんまり飼い主らしいことしてやれなかったけど、父は、はたから見ても良くやってたんじゃないかな?って思います。
年老いたわんちゃんは、せめて家の中に入れてあげようよと思います。
あと、近所の老犬でお顔が白くなったゴールデンレトリーバーを、玄関先の車が一台ギリギリ停めてある奥に押し込めている、撫でてやってるところを一度も見たことがないお家の人とも仲良く出来そうにもないです。
老いた動物ほど、世話してやらにゃいかんのじゃないでしょうか?
お外の野良猫さんに、「この時期寒くて可哀想ね」と思うのと同じく、繋がれて抵抗もしない反抗もしない、幸か不幸も分らない、ただただ飼い主の無関心によって、もっと幸せな生き方があるのに与えられてないわんちゃんに寂しさを感じます。
なんだか、思わず、長文になってしまいました…(;-ω-)A
「初ボール転がし」するおまるさん。息子と取り合いです。
猫らしく遊ぶようになってきました!

ブタさんだった、フェルトボールの耳がちぎれております。激しい…。
なんか、フェルトボールお気に入りみたいです(^∀^)

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