#030 お届け

2014年12月29日(月) 248 / 4

トライアルのお届けに行ってきました。
正直辛くて泣いてばかりいます。
里親探しは何度かやってきたし、
その度に別れは辛かったのですが。
今回すごくキツいのは多分私が
歳を取ったからでしょうね。
年々心配性が重くなるし。
あ、猫に関してだけですけど。
ここにはちびーずおふたりのことを
日記にしてきたので、
一覧を見るだけで涙が溢れてしまいました。
多分まもなく正式譲渡になると思います。
おめでたいことなのに、
お返しになればいいのにとか、
そしたら二度と手離さないのにとか、
そんなことばかり考えてしまいます。
ふたりが居た部屋の明かりが
消えてるのを見る度つらく、
いつも暖かかった部屋を開けると、
ひんやり冷たくなっており、
鳴きながら寄ってくるにゃんにゃんの
姿も消えて喪失感が酷いです。
自分の猫が５頭もいて、
早く元の生活に戻りたいと思っていたのに、
終わってみればこの様で、
自分でも情けないです。
もう私には里親探しはムリかな、
と思います。
こんな酷いペットロスに陥って、
保護主は失格です。
お世話してくださった方々にも
失礼な話だと思います。
借金でもして建て増しか、
サンルームでも造って、
自分の元に置く方が楽です。
あのふたりは捨てられていました。
健康でしたので、捨てられる前は
それなりに大事にされていたと思います。
ある日突然、別世界に放り出され、
どんなに不安だったことでしょうか。
私はあの子たちにまた同じ仕打ちをしたような、
そんな自責の念にもさいなまれてしまいます。
ごめんなさい、本当にごめんなさい。
一方的にこんな風に、
気持ちを吐き出してしまって。