遅ればせながら・・・。
みな様!
明けましておめでとうございます!
どうぞ、喜び多き一年でありますように!

さてさて、この私ですが。
かつて(若かりし頃)、ここだけの話で恐縮ですが・・・。
マジに、ここだけの話。← くどい。
いやホント。
ニチイの「プリンス。」「貴公子。」などと呼ばれていた頃がありました。(奇行師ではなく、あくまで「貴公子!」でございます!)
お間違いの無いように・・・。
しかし今や、見る影もなく、それを力説したところで、親身になって話を聞いてくれるのは、精神科の医師と看護師だけでありましよう。
で・・・。
そんな年老いた駄馬となり果てた中老人の私が、「野良ネコ」に興味というか関心というか、ある意味「奇行」ともとれる行動をとるようになって、なんと7年目に突入いたしました。
苦節7年か?
さて・・・。
このところ、でありますが。
私の心の中に、ある種のギモンのタネが芽生え、それが「野良ニャン歴」を重ねるにつれ、しだいに大きくなっているのであります。
それは何かと申しますと・・・。
「果たして、野良ネコに避妊手術の必要性があるのか?」
というギモンです。
なんとも奇想天外な、ホント大丈夫か?
の世界なので恐縮なのですが・・・。
(あるいは、この私、ある種の「野良ニャン伝染病」に感染してるかも?)
もちろん「飼い猫」や、野良でも住宅地に生息している「ノラネコ」は、必要あり!
なのですけど。(もちろん多少の複雑な思いはあります。)
しかし、「避妊手術の必要あり。」を完全に認めています。

2009.1.07撮影(M河原)
さて・・・。
私の言うところの・・・。
ここでいう「野良」とは、人里離れた山や河原、漁港や一部の公園に群れている「野良ネコ」のことです。
現在、私のテリトリーとしている場所です。(笑)
なぜ、避妊手術の必要が無いのかと言うと・・・。
「ぜったいに数が増えない!」「増えるはずが無い!」
からなのです。
ニャンコの顔ぶれは変るものの(3~5年周期で。)、数自体はほとんど変わらないのです。
それが、自信から確信に変わったからなのです。
それも、ここ数年前までは半信半疑であったのですが、野良ネコ・キャリアを重ねるにつれ、それがやっと理解できてきたのです。(もちろん、これは私の住む高知県の南国市だけに限定し適用される理論かも知れませんが。)
ちなみに・・・。
K 山(避妊率90%)現在59匹 ← 3年前(約60匹)← 6年前(約200匹)
T公園(避妊率40%)現在25匹 ← 3年前(約20匹)← 6年前(約20匹)
Y漁港(避妊率0%) 現在31匹 ← 3年前(約40匹)← 6年前(約35匹)
M河原(避妊率0%) 現在14匹 ← 3年前(約15匹)← 6年前(約15匹)
S 山(避妊率10%)現在32匹 ← 3年前(約30匹)← 6年前(不明)
K公園(避妊率0%) 現在24匹 ← 3年前(約20匹)← 6年前(不明)
※ K山は、3年ほど前に伝染病が流行し数が激減しました。
※ 捨て猫シーズン、特に7~9月に一時期、20~40匹ほど異常に数が増えることが多いのですが、毎年正月明けには元に戻ります。
(遅くても3月末日までには、昨年とほぼ同数程度に不思議と元に戻ります。)
それと・・・。
高知市の五○山でも現在、約50匹の野良がいるのですが、私が小学校生の頃(45年前?)から変わってないと思います。(五○山へは、よく遠足で行きましたので。)
月の名所として有名な○浜や、その隣りの○崎でも、30、40年前から数自体はほとんど一定で変化なしだと思います。
つまり・・・。
人の知能なんぞで計り知れぬところに、ある種の「法則」は働いているのではないかと思います。
いずれにしろ、避妊手術をしないと、山が、公園が、漁港が河原が「野良ネコだらけになる!」という机上の理論は崩壊しています。
私は、ほぼ毎日、M河原に行ってますが、6年前も今現在も14匹そこそこです。増えも減りもしていないのです。
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●南○警察署に例の「虐待問題」で相談に行った時のこと。
(2014.12.20頃だったような・・・。)
係員:「たとえば10匹のメスが年に10匹づつ産んだらどうなるね君?」
私:「そりゃぁ100ですよね。100匹ぃ。」
係員:「ピンポーン!ではその100が、翌年10づつ産んだら?」
私:「ぜんぶメスですか、すごいですね、産む機械やねぇ。(笑)」
係員:「君は相談に来ちゅうがよねぇ。どうしてマジメにできん?」
(こんな相談に来たんじゃないぞボケが!)← 心の中で。
私:「100×10で、1,000匹。すごい2年で千匹の大台ですねぇ。」
係員:「たとえばの話をしゆうがよねぇワタシは、あくまでね。」
係員:「半分の500がメス。それが仮に10づつ産んだら怖いよ君ぃ!」
(おまえの頭のほうが怖いぞジジイよ!)←心の中で。
私:「3年で5千。全部がメスなら4年目、5万匹。その翌年には50万匹。」
私:「6年後には500万匹。7年目5,000万匹。8年目は5億・・・。」
係員:「君は、そんなコト言うために相談に来たがやないろうぇ?」
係員:「もぅちっと頭冷やしてから来たほうがエイがやないかね君ぃ?」
係員:「ノラに餌をやり続けたら怖いということを言いたいが。」
私:「けどノラゆうても、愛護動物やきねぇ。だいじにせんとねぇ。」
係員:「飼い猫は愛護動物やけんどノラネコは違う、違うがで君ぃ!」
私:「ありゃ、ノラは違うがですかねぇ。いっしょでしょう?」
係員:「いや違う。違う、ぜったい、ぜったい、ゼェッタイ!」
私:「いつそうなりましたぁ? 高知県だけですろうかねぇ?」
係員:「血統書、血統書がものを言う。もの言う!」
で、その血統書は英語、フランス語、何語でものを言いますかねぇ? などと、聞いてやろうかと思ったが、ジジイ係員の顔がゆでだこ状態になってるのに気付いたのでヤメた。
あとは、五○山がなにやら、松尾前高知市長が、展望台からの景色がどうとかこうとか。桂浜の龍馬がなんとかかんとか、意味不明なコトばかり連発し・・・。
あげくの果てに・・・。
係員:「あら、この場所は香○署の管轄かも?」
(o_ _)oドテッ!
※ 録音しておくべきだったと後で反省。吉本新喜劇よりも、ある意味面白かったハズ。
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2008.11.04撮影(M河原)
さて・・・。
野良ネコの平均寿命は3年~5年と一般的に言われてます。
稀に10歳を超える野良もいるのですが、おそらく100匹に1匹ほどかと、率にして1%程度ではないでしょうか。
環境が厳しすぎる。(飢え、病気、極寒、極暑、虐待・・・etc)
わずか5年の生涯。
ならば、その間・・・。
2大本能たる、食欲と性欲のうち、その半分を人間の手で勝手に奪って良いものか?
(この行為は、ある種の人間のおごり、エゴではないのか?)
(そんな特権が、はたして人間だけに与えられて良いのか?)
「野良は野良らしく、自然にゆだね、そして任せる。」
そういう選択もあるのでは?
もちろん、賛否両論は当然あるでしょう。
この問題は、ある意味「出口のないトンネル。」のようなものかも知れません。
皆様は、どう思われますか?
正月早々、まことにスイマセン! m(_ _)m
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