コウは2011年8月くらいに生まれました。目も開いていない状態で兄弟とともに二匹でビニール袋の中に捨てられており、見かねた隣家の女の子に拾われました。
1歳になるくらいまで兄弟で隣家で暮らしていましたが、先住猫と折り合いが悪くなったらしく、ご飯を盗られるようになり、私の家の玄関に現れるようになりました。隣の人が連れ帰っても私の家に戻って来てしまうので、家で飼うことになりました。隣家の家主と家の父がいとこ同士だったこともあり、トラブルもなく家の猫となりました。

我が家で猫を飼うことは初めてで、隣家で飼っていた時のように半外飼い、半室内飼いでした。去勢をし、昼は外で遊ばせ、夜は家の中で寝かせるという暮らしでした。そのため外で他の猫とケンカをすることもあり、傷だらけで帰って来て病院に連れて行ったこともありました。
目がつりあがっていて少し怖い顔をしていましたが、性格はおだやかで一度も人を噛んだり、引っ掻いたりしたことはありませんでした。その性格から家族の皆から愛されていました。

去年2014年1月11日朝起きると、コウは亡くなっていました。原因は今でも分かりません。前日は元気でした。元から心臓が悪かったのかもしれないし、他の猫とケンカをした時に病気をうつされたのかもしれません。この経験から猫は完全室内飼いにしなければならないと実感しました。
これがコウの最後の写真になってしまいました。

境遇が悪かっただけに亡くなったのが今でも残念です。今でもコウが生きていれば、クロロと仲良くしてくれるかなと仕方のないことばかり考えてしまいます。優しい性格だったので、仲良く面倒を見てくれたと思います。
今回の日記は書くことを迷いましたが、コウを忘れないためにも書くことにしました。彼が虹の橋の元で平和に暮らしていることを望んでいます。
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