残酷すぎて受け止められません

2015年2月27日(金) 2015-02-27T15:39:54+09:00 733 / 9

小次郎、土曜日に受診予定でしたが
あまりに不安で無理を言って昨日急遽血液検査をしていただきました。

腎不全中期と判明しました。

ほんまるの死から2年、
またあの辛い姿を、しかもほんまるにそっくりな子の苦しむ姿を
見なければならないのかと思ったらとても耐えられません。

私達にとっては拷問と同等な事実。

しかも推定4歳との事でしたが
歯の汚れの沈着等から恐らく倍の加齢だと思いますとの事でした。

「健康に問題なし」
「推定4歳」

ことごとく提示条件が否定されました。

こんなに愛してしまってからどうしても受け止められない腎不全という事実。

他の病気であったなら甘んじて受け止めようと決めていました。
現に大風邪を患っていましたが譲渡主様には苦情は申し立てておりません。

でもほんまると同じ「腎不全」という結果は私達には一番無理な事実です。

譲渡主様に悪意があったとは思っていません。
ですが譲渡主としての責任は欠如していたと思わざるを得ません。

一番の被害者は小次郎であり、私達夫婦ではありません。

私は苦痛を味わいたくて小次郎を家族に迎えたわけではありません。
みんなで楽しく幸せな時間を共有したくて迎えました。

私達は無責任かもしれません。
でもどうかこの拷問の中にいる苦悩をご理解ください。

譲渡主様との譲渡契約を解除し、原状回復義務を履行することと致しました。

本来であれば損害賠償請求出来るレベルです。
でも小次郎は「物」じゃない。

私達に賠償する金銭があるなら小次郎の治療に充てていただきたいと賠償請求は致しません。

そして契約解除ではいおしまい!という感情もありません。

一定期間、療法食の負担を申し入れました。
これは小次郎への愛を形にしたいという私のわがままです。

そうやって繋がっている以上、拷問が続く事になります。
でもそれは条件が全く違っていたとはいえ、一旦は家族に迎えた事に対する
精一杯の懺悔です。

ほんまるが腎不全で亡くなっていなかったら
中期の現状で共に治療しながら楽しく生活できたと思います。

でも末期のほんまるの姿を知っているからこそ、
それが出来ないのです。

「無責任だ」と責めていただいて構いません。

でも私は愛する者を同じ病と知って受け止められる程強くありません。

経験から必要カロリー分の食事の作り方や薬の使い方、与え方をまとめました。
譲渡主様にお会いする際、説明してくるつもりです。

「大変辛い思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした」と仰ってくださいました。

極力冷静に文章を綴っているつもりです。
あまりのショックで夕べから食事が摂れません。

これは一体何の罰なのでしょうか?
教えてください。