『別れの季節』高知の仙人さん、Ｋ先生が他界。

2015年3月21日(土) 466 / 1

うぅ～む、やはり・・・。

春は別れの季節なのか？

実に多くの高知県民に愛されてた、「仙人さん」こと、安芸市在住のＫ先生が他界されました。

享年84歳。

おいおい・・・。

「仙人なら、100歳は超えないとダメじゃんよ！」

と、言ってやりたい気持ちでいっぱいです。

さて・・・。

今から、約11年前のこと、Ｋ先生は高知医大で余命3ケ月と宣告され苦しみの中にいたのです。

Ｃ型肝炎から、肝硬変になり、そして「幹細胞ガン」治療方法なし！

「万事休す！」

ホスピスに行って心の準備するしか方法はありません。

クラリオン星からの使者？

そんなとき・・・。

安芸市民病院にて検査技師をされてたＯさんという女性（かなりの美女。）からの紹介で、私はＫ先生の施術をすることになったのであります。

「年金生活者だから格安で！」とＫ先生はおっしゃる。

週に1回、1時間半で2千円。チ～ン！

しかも、出張費込み。

おいおい・・・。

で、あれから、約11年。

余命3ケ月が、なんと11年であります！

奇跡？

まぁ、しかし、私の施術だけでなく、食事療法とか、奥様の献身的な日々の生活、それと月に一度の医大での検査もされましたので、実際は、その相乗効果でしょうけどね。

「Ｋ先生の寿命が84歳まであった！」

というべきかも・・・。

しかし、私は絶対に96歳まで元気で生き続けていただける。という絶対の自信があったのです。

ぜったいの自信です。

悔やまれるのは、1年ほど前です。

Ｋ先生の、子供さん（50歳の女性）が、女優の「樹木希林さん」の記者会見を、たまたまご覧になられた。

なんでも、全身ガンが良くなった？

とかの会見だったとか・・・。

そこで、「お父さんも治療に行って来たら！」となったのです。

陽子線とかいう、放射線療法の一種で、九州の、ある県で行っていて患者が殺到しているというのです。1日15分の照射を2週間続け、それが1サイクルで、治療費は300万円。

私は反対しましたが、本人の意思は固く、なんともなりません。

ま、結局、私に対する、10年あまりの信頼よりも、そちらを選択したというわけですね。