時は等しく、なるしゃんと管理人が家の周りをお散歩しているときだった。
やたらと、散歩をさせたがる管理人に対し、疑惑の念を抱いていた。
なるしゃんは感じていた。
尋常ならぬ殺気を、あ、いや、間違った、執念を・・・。
なるしゃんは耳が良い。
ハイブリッドな宇宙船の気配に気づくと、猛烈に逃げ出そうとした。
必死でなだめる管理人。
いや!いや!なるしゃん。
なると「!!!!!!!!!!!!!!!」
なるしゃんは見てしまった・・・ウチュウジン㊀㊁を。
用務員さんの車の奥から、そ~~~~~っと出てくる💕の目をしたウチュウジン㊀㊁。
これは、管理人が打って出た作戦だった。
なるしゃん的に、“ピンチ”だった。
ウチュウジン㊀㊁的に、“チャンス”だった。
管理人的に、“ヒッシ”だった。
ものすごい勢いで逃げだそうとするなるしゃんを管理人は抑え込む。
ジタバタするなるしゃん。
ハラハラするウチュウジン㊀㊁。
アセアセする管理人。
神は管理人に味方した。
ウチュウジン㊁になるしゃんを抱かせる。
ウチュウジン㊀は写真を撮る。
なるしゃんはジタバタ。
なだめる管理人。
ウチュウジンはしゃべってはいけない。
しゃべったら、更になるしゃんが興奮する。
前回はできなかったこと、なるしゃんをウチュウジン㊀が抱っこすること。
なるしゃんを捕まえ直し、ウチュウジン㊀に受け渡す。
更にジタバタするなるしゃん。
そこに、ウチュウジン㊀がなるしゃんのお手手を握った!
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硬直するイカ耳なるしゃん!
引っ掻くのか!!!!???
管理人は自分のスマホでその様子を激写した!
この間、5分くらいだろうか?
ウチュウジン㊀㊁の使命をつつがなく終えさせると、なるしゃんは解放された。
庭先で解き放たれたなるしゃんは、リードを付けたまま家の中に直行した。
窓から覗きなどしない。
なるしゃんの心臓は早鐘を打っていたに違いない。
大丈夫なのか?
後日談、用務員さんの話では、押し入れに入って相当経っても出てこなかったようだ。
メンタルに相当なダメージを食らったらしい。
さすが、ドン・チビリーノ。
チビらなかった分だけ、ましか?
次は、黒タンだ!
優雅に朝寝をしていた黒タンは管理人から抱きかかえられ、寝ぼけ眼で外に出た。
何が起きたのか、黒タンは知る由もなかった。
専用道路に下ろされ、ふらふらと歩く黒タン。
ウチュウジン㊀㊁に抱きかかえられ、のどをゴロゴロ言わせた。
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通訳するならば、
「通行料払いな!」
だが、ウチュウジン㊀㊁には、どのように聞こえたのか?
黒タンを地面に置き、管理人は荷物を持ってうろうろ。
黒タンはゆっくり玄関に向かって歩いていった。
家族Bから、筋の入った丸い緑色の爆弾を受け取るウチュウジン㊀㊁。
管理人が契約を破ってウチュウセンから逃げ出そうとしたら、投げつけろ!という意味だろうか?
ウチュウジンとの契約。
それは、ウチュウセンに乗って、管理人がウチュウに行くこと。
これは、管理人が自ら申し出たことだった。
管理人はウチュウセン2等パイロットになる。
管理人宅を後にしたウチュウセンは、ウチュウジン㊀が操縦し、一路福岡へ。
ウチュウセンが到着したのは、福岡県筑前町の最中屋さん。
あの!もなかちゃんとマリンちゃんがいるところだ。
ところが、この日はいつもと様子が違った。
なんと!子猫がいるではないかああああああああ!
その名も「おれお」君。
ぷっはぁあああああああああん💕💕💕めろめろ~~~~~ん❤
か、かわゆすぎるではないか!!!!
3人のハートは射抜かれてしまった。
そのうち、マリンちゃんも出てきて、絡む2にゃん。
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愛くるしいではないか。
残念ながら、もなかちゃんはいなかった。
3ショットが見たかったな~。
ウチュウセンは名残惜しそうに飛び立った。
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