平成26年5月26日、午前10時8分、倫太郎永眠。
丸一年が経った。
今日、午前10時8分、お線香をあげて手を合わせ目をつぶって倫太郎に話しかけた。
『あの時は苦しかったね、助けてあげられなくてごめんね。りんちゃんありがとう、世界で一番愛してるよ。』
節目の時が来たような気がした。
去年の今日はどんな天気だったっけ・・・
辛すぎて覚えてないけど、たぶん晴れていた。
前日の日曜日の夜、休日の時間外でも診てくれた病院に倫太郎を預け、朝面会に行こうと半袖のTシャツを来たけど、ちょっと寒かったから長Tを中に着て来ようと一度戻って車の所に行ったら、
母が「早く!りんちゃんの様子がおかしいって!!」と叫んでいた。
病院でまだりんちゃんはなんとか頑張っていたけど、その後、間もなく息を引き取った。
病院の若い先生が一生懸命心臓マッサージをしてくれたけど、その手を止めてモニターを見ようとした時、『止めないで!』と思ってつい向かい側にいた私が心臓マッサージを続けてしまった。
でも、もうダメだった。
もうりんちゃんの様子でわかっていたけど受け入れたくなかった。
もう動かないりんちゃんを抱き上げると、Tシャツにりんちゃんのおしっこが漏れた。
そのTシャツを洗うことができなくて、もう二度と着ることはなく今でもしまってある。(汚いのはわかっているけど。)
病院では、りんちゃんに“頑張れ!頑張れ!”って声を掛け続けたけど、“頑張ったね、ありがとう”ってまだ生きている時、最後に言ってあげれば良かった。
家に連れて帰って「りんちゃん、頑張ったね。えらかったねぇ。」って初めて言ってあげられた。
家族がみんな集まってくれて、私の代わりにみんなで一生懸命火葬場を探してくれた。
少しでも長くりんちゃんと一緒にいたくて、夜通し起きていようと思ったけれど、前日も泣き続けて徹夜だったので、いつの間にかりんちゃんを横でなでながら寝てしまった。
起きた時、ずっと起きてた弟が「寝言で“りんちゃん、りんちゃん”って言ってた。」と教えてくれた。
母が癌で午後から入院だったので、火葬はその前の早い時間に無理を言って入れてもらえた。
朝、りんちゃんを抱っこして「ここでお昼寝したね~。」「ここに入って遊んでたね~。」「トイレでお水飲んでたね~。」って最後に家の中全部をりんちゃんに覚えていてもらいたくて話しかけながらまわった。
葬儀場へ行く前には、実家に寄った。
実家の前で写真を撮った。
実家の中も同じように1ヶ所ずつ連れて回った。
りんちゃんと唯一仲良くできていたヒメに「りんちゃん死んじゃったよ。」って教えたら、“シャーッ!!”って威嚇・・・最後なのにダメでしょ(笑)
慌ただしかったのでコンビニでお花を買って持って行ったけど、棺に買って来たお花と葬儀場で用意されていたお花を入れてもなんだか少なかった。
もっといっぱいのお花を買ってきてあげれば良かった。
私がりんちゃんコーナーに花をたくさん置くのはそのお詫びの意味もあるような気がする。
一度棺を閉めて火葬場に移動する最中に、入れてあげようと思っていた私の部屋着のTシャツを入れ忘れていたことに気付いた。
本当はダメなことらしいのだけど、担当の女性が優しく対応してくれて、本当に最後の最後のお別れの前にTシャツをかけてあげることができた。
この日は、とてもいい天気だったなぁ。
気持ちが良い気温で綺麗な青空で、葬儀場は山間にあるのんびりとした場所で、まるで豪華な結婚式場のような建物で(元々は迎賓館かなんかだったみたい)なんだか現実のことじゃないみたいだった。
やっとあの日をきちんと振り返ることができた。
思い出すと少し泣けてきちゃうけどね。
一周忌に間に合うようにとオーダーメイドの写真入りの位牌を注文したけど、間に合わなかった。
がっかり。
今日発送って連絡が来た。
あと一日早ければ間に合ったのに~。
本当は四十九日の時に作れば良かったなって思ったけど、あの頃はそんなことを考える気力もなかった。
とりあえず、位牌が来たらそこに倫太郎の魂が入るのかな。(本当はちゃんと魂入れみたいなことをお寺でやらないとみたいだけどそこまではね・・・。)
もし大きな地震が来たりして、避難することになったら・・・
小太郎・小倫・天・蘭と、りんちゃんの遺骨に位牌・・・絶対に全部忘れず持って逃げないと。
避難訓練必要だな。
キャリーバッグももう1つ買わないとだなぁ。
もしネットで購入できるリュックタイプでいい物(なるべく低価格の)を知っている方がいたら教えてください!
今日は前々から“私用”とだけ伝え休みをとっていた。
今朝、コタコリテンラン全員りんちゃん部屋でしばらく過ごした。
お花のかごを飾った。
倫太郎のイメージカラーの赤いリボンがついている。
男の子だけど赤が良く似合う子だった。
今晩は倫太郎のお部屋に布団を敷いて寝よう。
一緒に過ごした日々を思い出しながら。
りんちゃんコーナーの前で昼寝しようと思ったら、天ちゃんと蘭ちゃんがうるさくて寝れなかった。
夕方、位牌が間に合わないので今日は代わりにプレゼントにねこじゃらしを買ってきてあげた。
位牌が来たら撮り直さなきゃ。
りんちゃんの顔がよくわかる動画。
これしか公開できるのがない。
あとは・・・体調が悪くなってからのりんちゃんのが2つあるけど、これは私の中だけにしまっておきたいと思う。
わずか数秒。
しかもどうしても画面が縦にならない。
けど・・・正面のお顔、緑のお目目がちゃんと残っていて良かった・・・。
りんちゃんの一番最初の写真。(前にも載せたけど。)
そして、りんちゃんの一番最後の写真。
私は、こんなに愛しいと思える存在に出逢えて幸せだなぁ。
今日で一年・・・色々と気持ちに区切りをつけたいと思う。
これからは前を向いて頑張っていきたい。
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りんちゃんへ。
りんちゃん、私はもう大丈夫だよ。
強くなったよ。
たまにしか泣かなくなったよ。
だから、虹の橋でも安心してお腹出しながらゆっくり昼寝してていいよ!
でも、夜になったら、こっそり私の腕枕でまた寝ていて欲しいな。
こたちゃんは、りんちゃんみたいに控え目で優しくて、りんちゃんみたいにまん丸い体になったよ。
胸の上に乗るのもりんちゃんと同じ。
こりんちゃんは、りんちゃんみたいに甘えん坊で、大きな瞳がりんちゃんみたいだよ。・・・色違いだけどね(笑)
おしゃべりする所もりんちゃんと同じ。
弟が言ってた。
「こたちゃんとこりんちゃんを合わせるとりんちゃんみたいだね。」って。
私もそう思うよ。
シマシマじゃない天ちゃんと蘭ちゃんは、りんちゃんとは全然違うようで、りんちゃんと同じかぎしっぽ姉妹なんだよね!
これでお目目が緑色だったりしたら・・・コタコリテンラン、全部合わせてりんちゃんの完成かな!?(笑)
いやいや、待てよ。
緑のお目目は何年後かのまさかの5匹目とか言わないよね!?
それにしても、みんなそれぞれ違う猫なのに、みんなりんちゃんの特徴を何かしら持っているのが嬉しいよ。
りんちゃんが全員探してきてくれた?
りんちゃんがいなくなってシーンとした家に帰るのが辛かった。
だからわずか3週間でこたちゃんを探してきてくれたんだよね。
里親の応募って、思うようになかなか決まらないって後から知ったけど、1番最初の応募ですぐにこたちゃんが来ることが決まったのは、りんちゃんが起こしてくれた奇跡かもね~。
こりんちゃんが来た時もたまたま声をかけてもらい、その中にまさかキジトラくんがいるなんてすごいよね。
しかもりんちゃんによく似た大きなお目目の子。・・・スリムで小顔で胴長な所は全然違うけどね(笑)
こたちゃんはかわいいけど、りんちゃんに見た目の似ている子が欲しかったのもお見通しだったのかな。
天ちゃんと蘭ちゃんは、まだまだ心の隙間が埋まらない私の為に悩む暇を与えないように・・・って感じで合ってる??
コタコリテンランがいるおかげで元気になったよ!!
りんちゃん、りんちゃんの存在は大きすぎたよ。
りんちゃんと暮らしている時、りんちゃん以外の子が欲しいなんて考えなかったもん。
いなくなってさみしかった。
いつの間にか気配も感じなくなって悲しかった。
でも、もう大丈夫な気がする。
いつも見守ってて。
でも、たまには帰っておいで。
毎日でもいいよ。
いつか虹の橋で感動の再会しようね(笑)
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