結局その内3匹は体力が持たず手遅れ、残ったのは三毛の雌。(後に名前はヤエちゃんに)
人工保育の経験はありましたが、自分の現状が闘病中で睡眠と安寧は削れない事。
そして運良く(?)母親の猫友が乳飲み子を連れた猫を保護した事。
これを天のめぐり合わせと思わない人間は居ない。と、その母猫と子猫2匹も預かり、子猫3匹の大所帯で保護する事に。
三毛の譲渡先は親友夫婦へと元々決まっていたのですが、「どうせ飼うなら……!」と母猫含む全匹譲渡も決まり、以降心配も無く眺めるだけ……と、思いきや。
牛柄の子の目が何かおかしい事に気が付く。左目が膿んできたのです。
急いで動物病院へと連れていき点眼薬等で治療をしましたが間に合わず、左目が無くなってしまう事態に。
自身の事ばかりに気を取られ育児は母猫にまかせっきり。
確認は厳にしていたつもりでしたが、もっと早く気付いてあげていればと後悔しました。
母親の猫友様と親友に陳謝し、それでもなお「それが引き取る事に何か問題になるの?」と快く受け入れを望み、そして今も毎日愛でてくれている親友夫婦には今後も頭が上がりません。
それからも私が一時入院が必要になってしまい母親宅に預ける事になってしまったり、牛君がミルク飲まなくなって焦ったりとトラブルはありましたが……。
4月25日。
子猫全員がカリカリを食べるようになったので晴れて新しいお家へと全員お引越し。
事前に親友たちを我が家に通い詰めさせ猫に「これが君たちの下僕になるんだよ~」と慣れさせていたので、譲渡後も問題なく今日も建てたばかりの新居内を走り回っているとの事。
母猫も新居に良く慣れ、寝る時は旦那さんの胸の上が定位置らしく、旦那さんは「下僕冥利に尽きます!!」と(笑)
色々と喜べないけど、猫達的には幸せになれたのだろうか?
3匹を救えなかった、左目に気付いてやれなかったとか色々な思うことはあるけど、生きてる子達が今日も毎日ごはんにあり付け、毎日寝床に困らない生活になれたのなら、まぁ、それで。
譲渡前日に私の部屋で撮った写真。
4匹とも、お元気で。
(というか、会おうと思えば毎日行ける距離に居るんだけど/笑)
拙い文書ですが、自身の心の区切りとして投稿。
お目汚し失礼しました。
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