
初めて日記を書きます。
28日の夕方、ザネリが天国に旅立ちました。
あまりにも突然で気持ちの整理がつかず、何かしていないとおかしくなりそうです。
なのでここに書き留めることにしました。
一週間前、何となく食が細くなってきたことに気づき、餌を替えてみたりおやつを多めに与えたりしてみました。その結果、自分の好きなものはある程度食べるようになり、単なる好き嫌いと思い、あまり気に止めませんでした。
27日の夜、少しだけ呼吸が荒くなっているのにカミさんが気づき、次の日、一緒に病院にいくことにしました。
ただ、ザネリは子供のころから鼻が少し変形しており、息をするときも「ぶ〜、ぶ〜」という感じで、派手な運動をするとすぐ息を切らせていたので、こちらも実はあまり気に止めていませんでした。
実際ザネリは元気で、病院に行く日の朝もおもちゃで遊び、「ハラテン」で転げ回り、普段とまったく同じでした。
ところが診断の結果は、胸に水が溜まり、リンパ球の異常などの症状からほぼ「悪性リンパ種」であるとのことでした。
私たちは衝撃を受け、話もしどろもどろでした。
極度の緊張と検査のせいか、ザネリの呼吸は荒くなり、それを見た先生は重篤であると判断したのかもしれません。
緊急治療の必要ありと言われ、その日は注射を三本打たれ、血液検査をして、胸水を抜いてもらいました。
次の日も来院するように言われ、その日は病院をあとにしたのです。
家に帰りしばらくすると、にわかにザネリの呼吸が荒くなり、苦しみ出しました。
尋常では無い苦しみ方に病院に電話すると、
「来院されても入院することになり、病院で息を引き取る可能性が高い」と言われ、そのまま見守ることにしました。
そして夕方の4時頃、断末魔の叫び声を上げ息を引き取りました。
その苦しみ方はとても見ていられないもので、私は名前を呼び続けることしか出来ませんでした。
まだ検査結果は出ていませんが、「悪性リンパ種」なら、どの道彼は助からなかったのかもしれません。
ただ、朝の元気な姿を思い返すと、とてもその日のうちに亡くなってしまうとも思えないのです。
注射が合わなかったのか、極度なストレスが症状を一気に悪化させたのかはわかりません。
でも私たち夫婦はその日病院に連れていったことをとても後悔しています。
その日の朝、ザネリが亡くなるなんて少しも考えませんでした。
まだ3歳と11ヶ月。まだまだ逝ってしまうには早すぎます。
もっと何とかならなかったのか。それでも症状が悪化すればいつかは病院に行くでしょう。
とても答えなど出てきません。
今日、ザネリは火葬され、骨だけになってしまいます。
家で仕事をしている私には最愛のパートナーでした(邪魔ばかりしていましたが)。
自分の心の整理を付けるため、ここに書き留めました。
さようなら。ザネリ。

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