私の身近で起こった去勢手術で起きた事を書こうと思います。

ネコ写にも載せた写真ですが、相方の家の
くろごま・きなこ・いそべのくろごま事ダヤンのお話です。

この子達は、本来は家ネコで外に出す予定のなかった
ハナチャが家出した際、授かって来て生まれた子達です。
ハナチャが家出してしまう事もあり、6ヶ月を過ぎた頃、
全員、去勢手術をする事になりました。
まずは、母猫ハナチャが無事に手術を終えて帰ってきました。
後日、子供達(男の子3匹)を一気に病院へ・・・。
手術が終わったら、電話をくれるという話なので、
私と相方は一度、家に帰り、電話が来るのを待っていました。
そして、相方の携帯に電話が・・・
妙に深刻な顔をして聞いている相方・・・。
電話が終わった直後、私に
「ダヤンが大変らしい・・・。他の子は帰っていいけど、
ダヤンはしばらく入院だって・・・」
詳しく話を聞くと、ダヤンだけが麻酔アレルギーだったそうです。
本格的な麻酔を打つ前に軽く麻酔を嗅がせて、
暴れないようにするらしいのですが、
その軽い麻酔で『心停止』したと言うのです!!
その後の処置のお陰で一命は取り留めたけれど、
すぐに退院は無理。との事でした。
その1週間後、ダヤンに会いに病院に行きました。
ダヤンは目が見えず、耳も聞こえない状態でした。
本猫もまだパニックらしく、ずっと大きな声で泣いていました。
更に1週間後、仮退院の許可が下りました。
私が相方の家に泊まりこんで、側についていましたが、
やっぱり、まだ見えず・聞こえずでずっと大声で泣いていました。
母猫も兄弟達も、ダヤンの行動・鳴き声が怖いらしく、
唸ったり、隠れたりで・・・全然近寄ってくれません。
私まで悲しくなりました。
そして、再入院。
その2週間後、1ヶ月の入院を終えてダヤンは帰ってきました。
目は見えていませんが、耳は聞こえるようになったらしく、
前ほどの大声ではなくなりました。
それでも、慣れるまではいろんな所にぶつかったりで危ないので、
とりあえず、ゲージを買ってダヤンはそこで生活をしていました。

今現在も、ダヤンの目は見えていません。
が、キャットタワーを使って、ロフトに上がったり、
ロフトから殆どはしご状の階段を下りたり出来るようになり、
自由に歩きまわっています。
他のニャーは相変わらず、ダヤンから逃げ回っていますが(T_T)
それでも、ダヤンは元気です(^^)
命が助かってよかったと本当に思います。
これから避妊・去勢手術を考えている人が
もしこの日記を読んで下さったなら、
麻酔テストをしてからの手術をお奨めします。
避妊・去勢手術は、大切だと思います。
でも、ニャー達の命はそれ以上に大切だから!!
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