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この子は左の目をケガして失明してしまいました。
どうせ作るんだったら、お目目が元気だったころのヅラポンを・・・
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この子が家のまわりをうろうろしてからケガするまでの半年、かわいい写真を探しましたがどれもこれもブッサイク。
この子は喜ぶと中途半端に目を細めるので、このブッサイク顔がしあわせの顔なのです。
奇跡的に一枚だけ見れる写真があったので、この写真を見ながら作りはじめました。
下地の羊毛にブスブス針をさしながら、この子のケガのこと、いろいろ考えました。
一月末の真冬、鼻から下が血だらけで口がグチャグチャ。
目も腫れ上がり、まぶたも閉じられない。
獣医さんには、左目がダメで上あごも下あごも骨折していて、食べれるようだったら、生きられるかも知れないと告げられました。
私はほとんど諦め、逝ってしまう子だったら、この子のためにも、私のためにも後悔しないように大切に大切にしようと思いました。
なのに・・・思ったより回復力があって、結局、死ななかった・・・
わがままさせた分、抱っこするだの、ちゅ~るが食べたいだの、私にベタベタ。
細くて貧弱な体のわりには、他の子の三倍のご飯を食べ、自分が一番かわいがられていると勘違いし、他の子を抱っこしていてもムリムリ膝の上にのってきては、肩にしがみつき、ヨダレ臭い顔で私の顔にスリスリ。
志づやまなちゃんだったら嬉しいけど、ヅラポンは・・・
はっきり言ってありがた迷惑。
だから今回はヅラポンのよじ登り、へばりつき、しがみつきポーズにしました。
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出来上がりを猫のみなさんに見せると、ヅラポンおニャン形、さっそくいじめられていました。
「ヅラヅラキックやで~」
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やっと見つけたかわいく写った写真と。
今は瞳孔が開いたままで見えなくなってしまった左目。
まぶしい光に反応して瞳孔が細くなっているお目目にしました。
光沢があって、こしがあってとても扱いやすい羊毛でした。
よーはままさん、ありがとうございました。
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