続きです。
倫太郎の死の原因は、正直なんだかわかりません。
『変形性脊椎症』は死に至る病ではありません。
ただ、それが誤診だったかというと・・・レントゲンを見る限り、実際に変色した骨が写っていたので、『変形性脊椎症』ではあったのだと思うのです。
火葬した骨の背骨の一部も黒くなっていました。(悪い所は黒くなるそうです。)
じゃあ『心筋症』だったのか・・・それも本当にそうだったのかわかりません。
なぜなら、血液検査は上限とは言えども正常の範囲に一応収まっていたからです。
そして、そうだとしたら発症から2週間以上かかっているからです。
C病院の先生も言っていました。
「心筋症は普通3日もつかどうかで、2週間ももった子は今まで見たことありません。」と。
ただ、血栓を溶かす薬を投与したら脚が少し暖かくなったので、やっぱり心筋症だった気もしますが。
私は、B病院の薬のせいだと思っています。
胃の中をめちゃめちゃにするなんだかわからない薬・・・そもそもあの獣医は14歳の猫が人間で言うと72歳ということを知らなかったのです。
一回目の診察で「すごいね~、86歳くらいですね。」二回目の診察で今度は「80歳くらいだね~。いや~長生きですね。」と言ったのです。
獣医がそれを知らない・・・?
今の時代、室内飼いで大切に育てれば20年生きる子もいると言われているのに、獣医がそんなことも知らないなんて有り得ないと思います。
しかも人の猫の名前を笑い、必要以上の力で脚をねじり上げた・・・もしかしたら、あの獣医は猫が嫌いなのではないかという疑いが私の中で浮かんできました。
あの薬・・・助ける為の物でなく、殺す為の物だったのでは・・・?という悪い疑念まで浮かんでしまいました。
倫太郎は、最期、カリウムの数値が異常に下がっていました。
なぜそうなったのかはわかりませんが、死因はそこにあるような気がしています。
今、我が家の4匹の猫たちは、3つの病院にかかっています。
A病院・C病院・D病院です。
A病院は倫太郎の病気を『変形性脊椎症』と診断した病院です。
本当なら、誤診した時点でもう行かないのが普通だと思います。(まぁ、誤診ではないかもしれないのですが・・・。)
この病院に、倫太郎のレントゲンをC病院に持って行く為に用意して欲しいという連絡をしておいたのですが、急変してC病院に直行した為、取りに行けなくなりました。
なかなか取りに来ないから・・・と、連絡先であるうちの店に電話がかかってきて、
おばが「亡くなった」と伝えたそうです。
その後、母が取りに行ったのですが、その際に、診察室に通され、
倫太郎を診察した獣医さんが、何度も「見抜いてあげることができずに申し訳ありませんでした。」と頭を下げていたそうです。
そのせいか、複雑な気分であっても恨んではいません。
それに、この病院は、倫太郎が若い頃に腹膜炎になった時、助けてくれた病院ですし、ずっとお世話になってきたので。
ここの病院は勤務医ばかりです。
天と蘭を保護した当初からも何度かかかっていますが、獣医さんは感じはいいですし、複数の獣医がいるのは逆にいいのではないかと思ったりしています。
重い病気でない時は、ここに通い続けようかと思っています。
C病院は、倫太郎の最期の処置などを見ていても、経験豊富な感じが伝わって来ました。
ただ、異常に金額が高いことと、先生が意外と淡々としているので、ちょっとかかるのをためらうんですよね。
あとは、私自身のトラウマみたいな物で、倫太郎の最期を迎えた病院にはいまだに行けずにいます。
でも、ここは日曜日や時間外でも診てもらえるので、難しい病気の時や、日曜でどこもやっていない時は使えるようにしておこうと思います。
その為に、小太郎のワクチンはここで続けます。
D病院は、小太郎の目の手術をしてくれた際、良心的な値段と接し方をしてくれた、話しやすい先生です。
通常診療科はもちろん、眼に特化していて、漢方や鍼なんかも取り入れてるようです。
ただ、隣県で、少しだけ遠いので、目の治療やセカンドオピニオン的にかかろうかと考えています。
倫太郎の病気は突然のことだったので、病院の情報を全然持ち合わせていませんでした。
そのせいで、私はB病院という絶対にかかってはいけないような病院に、大切な我が子を連れて行ってしまいました。
私が倫太郎の死から得た教訓。
・獣医師に余計な義理立てをする必要はない。→診断が疑わしかったらセカンドオピニオン、サードオピニオン・・・遠慮なくかかること。
・休日でもかかれる所を必ずみつけておくこと。
・自分の子の体調は自分が一番知っている。ネットで得た情報でも当てはまると思ったら遠慮せずに獣医師に伝える。→それで気分を害すような獣医師に今後かかっても信用できないですよね?
・大したことないと思っても、自己判断せずに信頼できる獣医師にすぐ相談してみること。→結果、なんともなくてもそれが一番いいことなんですしね!!
・信頼できる医師に出逢う為に、そうやって健康診断・予防接種・軽い症状の病気等の時に色々な病院にかかってみる。→病院の雰囲気や、どんな症例に強いのかを見極められるので、いざという時に病院選びを最善の物にできる。
・薬は必ず名称を確認し、どんな物なのかよく獣医師に説明を受けてから使用する。(普通はみんなそうしているかもしれませんが、私はそれができていませんでした。)→薬についてネット検索もしてみた方がいいかもですね。
・ネットのクチコミを当てにしない。→現に、失敗しました。やっぱり実際にかかってみないとわかりません。
・直感を信じる!!→これは本当に大事だと思いました。私がB病院の獣医に抱いた嫌悪感、それがすべてでした。
・・・ざっとまぁ、こんな感じです。
私が愚かだっただけで、これを読んでいるみなさんは「そんなこと当然じゃない!!」と思われるかもしれません。
でも、もし、同じようなことで「どうしようかな~・・・。」なんて悩んでいる方とかの参考になればと思います。
私は、この倫太郎から得た教訓を活かそうと、一生懸命実践している所です。
だから、最近はホント大したことなくても病院に連れて行ってます。
蘭ちゃんの手のかぶれが、よくよく考えたら、もしかしたらウンチを踏んだせいかもしれなくても・・・(笑)
こたちゃんのうんちに混ざっていたのが、タオルケットの糸くずだとしても・・・(笑)
病気じゃなかったら、それはそれでいいじゃないですか♪
『様子を見る』というのは恐いことなんだと、倫太郎の死から学びました。
※追記※
私は栃木県南西部在住です。
日記に書いた病院のことをもし知りたい方がいたら言ってくださいね~。
逆に、周辺(群馬も含めて)で『ここの病院がいいよ!』って情報をお持ちの方がいたら教えていただけると嬉しいです。
②で終わるはずが、まだまだ続くので、まさかの③へ!!→
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