迷子猫捜索メモ

防備録もかねて、オチビ（仮）襲来からのメモを。

～８月19日
母がどこかから猫の鳴き声みたいなのが聞こえる、と聞いたが私は聞き逃す。
姿も見えなかったので特に行動せず。

8月20日
夜中、小雨が降る庭で必死な猫の声が聞こえるのを確認、
すぐに姿をみつける。
近くに親か兄弟猫が居る可能性を考えて、むやみに触らず見守る。
車庫の下で雨宿り。
毛並みも綺麗で、どこかで飼われていたのか？と思い、迷子猫掲示板に目撃・一時保護の書き込みをする。
車の下から出てくるのを確認、エンジンルームに入り込んでいた可能性。

8月21日
うちの周りは野良or外飼いがちらほらどこかからやってくる。
方々のなわばりから逃れてくる子猫は結構いて過去にも２、３匹保護、
里親さんにご縁があった。
今回もその流れでいこうとぼちぼちごはんをあげはじめる。
私の姿を見ると体勢は威嚇のポーズだが、「どこからきたんだ？おちび～」と
話しかけると「ﾆｬｰﾝ」と甘えてくる。
歯も小さいながら生えて揃っていて、食欲も旺盛。

8月22日・23日
先住猫と隔離しつつ、やや噛み癖があるのであやしながら甘噛みの加減を覚えさせようとする。
とてもやんちゃで元気な男の子だ。とても懐っこい。
とくに外傷もなく、目ヤニやくしゃみがちょっと気になった。猫風邪。
ノミ、ノミ糞もなるだけブラシで取る。
拙いながらもトイレも自然と自分からできる。賢い。
この年頃の猫はなにをやっても楽しくじゃれついてきて、見ていて飽きない。
何倍も体の大きい先住猫(うちのボス）にもしっぽを膨らまして飛び掛ろうとする。（半分じゃれている感じ）

飼い主らしき情報も得られず、ひとまず保護主になり獣医さんに診てもらうのが先だと結論。
うちの自治体は動物好きにはちょっと頼りないのが難点。
休診日がうまいこと合う獣医さんももっとあっても良いのに･･･

8月24日
かかりつけの獣医さん（お世話になりすぎて頭が上がらない）に朝一番で連れて行く。
車に乗るとたいていの猫はちょっとパニクる。が、診察台の上で
おもちゃにじゃれまくる貫禄を見せたのはこのオチビが初めてかもしれない。
ノミダニ用薬、目薬と飲み薬処方。
私は仕事のためオチビにごはん＋薬をあげ、家に置いて出かける。

夜に帰宅すると母が「外に出て行ったきり帰ってこない」。
近くを探し回ったが鳴き声も聞こえず。
以前にも1匹迷子になったが、そのときも不気味なくらい鳴き声が聞こえなかった。気配もない。
今回のオチビは呼んだら返事をする子だったが、それがない。
ご近所の隙間をのぞきこみ名前を呼び、出くわしたご近所さんに情報提供を
お願いして･･･しかし見つからず。
先生によると生後2ヶ月ほどのまだまだか弱いからだで、どこにいってしまったのか。
不安と心配でいっぱいになる。
朝まで１、2時間おきに探し回る。