今日は倫太郎が亡くなって15回目の月命日。
ゴタゴタしてたので首輪のプレゼントは来月に持ち越し・・・。
かつおぶしとお花で許してね。
今日は、15年前の8月の古い思い出です。
倫太郎が我が家に初めてやってきたのは、15年前の7月28日。
その約1ヶ月後の8月17日~20日に、倫太郎を連れて旅行に行きました。
今考えると無謀だなぁと思います・・・生後4ヶ月の子猫を連れて旅行なんて!!
ただ、当時、倫太郎を迎えたばかりの私と保護主のTくんは、倫太郎が可愛くて可愛くて・・・一緒に連れてっちゃったんですよねぇ。
しかも、行きは青春18切符で鈍行を乗り継いで京都まで・・・(笑)
倫太郎は電車の中でもキャリーの中でおとなしかったです。
ちなみに元バイト仲間のTくんとIくんと私と倫太郎というメンバーでの旅行です。
昔で言う所のドリカム状態(古っ・・・)+オス猫一匹です(笑)
一見男子に囲まれていますが、当時私は男子としてカウントされていたのでそんないいものではありません(笑)
・・・女子とのめんどくさい付き合いより男子といる方がラクだっただけ~。
若い頃ってそういうことありませんでした?(笑)
ま、そんなことは置いといて。
品川から京都までの鈍行の旅は死ぬほどきつくて超不機嫌な私でしたが、倫太郎は本当にいい子でニャーニャー言うこともなかったなぁ。
小さい頃からそんな風に移動に慣れていた倫太郎は、電車も車もへっちゃらないい子に育ちました。(よく東京と地元を車で往復していましたが、乗ってることも忘れちゃうくらいおとなしくちょこんと座って乗っていました♪)
とりあえず、京都に着いて一番最初に行ったのは、下鴨神社。
まだちびっちゃい倫太郎と鳥居の前で。
りんちゃんは本当にプリチーな子猫だったな。。。
ちなみに
http://www.neko-jirushi.com/user_home/diary/diary_detail-78046-61361.html
↑
以前書いたこの日記の2枚目の写真も下鴨神社。(Tくんと倫太郎。)
京都駅で、色んな若者に「可愛い~!」と騒がれた倫太郎。
私は「そうでしょ、そうでしょ。」と鼻高々でした(笑)
その後、新大阪までIくんが車で迎えに来ました。(Iくんは実家が兵庫県西宮市なので。)
倫太郎とのドライブの始まりです。
ちょっと15年前のことなので、記憶は少し曖昧だったりしますが、とりあえず、夜通し車に乗り、淡路島へ~。
若気の至りで行き当たりばったりだった私らは、宿も取らずに猫を連れて旅行・・・今考えたらありえないっす(*´д`)
淡路島に着いてからは、とりあえず倫太郎を海辺に連れて行き散歩をさせたり。
宿を取っていなかった私たちは、その後飛び込みでそこらの旅館や民宿に行くわけですが、猫がいるから当然断られまくり・・・(ノД`)・゜・。
だがしかし、世の中話のわかる人はいるもんです。
何軒も回り諦めかけていたその時に、とある民宿では「全然構いませんよ~。猫も部屋から出さなければ、部屋の中は自由にしていいですよ。」・・・ということを関西弁で言ってくれたのであります!!
こうして倫太郎と無謀な若者たちは宿をみつけることができました。
宿で自由になる倫太郎の写真を載せたかったけど、枚数の都合で載せきれないので気が向いたら次回にでも。
倫太郎はこの旅行で最初で最後の海を見ました。
淡路島から、Iくんの実家のある西宮や、神戸に移動。
道中、ファミレスに寄った時、「猫一緒じゃダメですか?」と聞く、これまた無謀な若者たち(笑)
・・・ダメに決まってら~!!
「・・・ですよね~。」としばらく倫太郎を車に乗せておこうと思ったら、知らない家族連れの関西のおっちゃんが、
「カゴ(キャリーのこと)に入っとるんやから、入れたれや!!」と店員に詰め寄る。
「大丈夫です、大丈夫です!」と私たちが言ってるのに、一生懸命説得してくれる見ず知らずのおっちゃん(笑)
関西の人ってすごい人情的でびっくりしたわ~。
東京だったら見て見ぬふりでしょ(笑)
もちろん倫太郎は車でお留守番しましたよ。
りんちゃん、待ってる間にIくんの車でおしっこしちゃって私はアワアワしちゃったけど、
Iくんはりんちゃんに優しく「大丈夫やで~。我慢してたんやもんなぁ。」とりんちゃんをいい子いい子してくれました。
さて、突然すごい端折りますが、西宮神社にも行きました。
Tくんとりんちゃん。
ちゃんとお散歩してるよ~!!(笑)
更に・・・
Iくんが抱っこして、りんちゃんもお参り。
当時のアルバムのこの写真の所には「元気に育ちますように!」って書いてありました。
元気に5.8kgまで大きくなって、14年間も生きてくれた倫太郎。
神様はちゃんと願いを聞いてくれたんですね。
でも、欲を言えば、もう少しだけ、長く生きて欲しかったな。。。
西宮神社に遊びに来ていた1歳くらいの赤ちゃんが「にゃんにゃん」って言いながらりんちゃんを触りにきました。
写真も残っています。
あれから15年。
あの赤ちゃんも高校生くらいになっているんだなぁ。
この後は神戸の方に行ったり、たくさん旅行の思い出はあるけど、とりあえずここはあくまでも「ネコジルシ」なので、省略します(笑)
あ、帰りはりんちゃんも疲れてるだろうし、私も疲れ切っていたので新幹線で帰りました。
りんちゃん、長旅大変だったね。
あの頃の私は無知すぎました。
よくぞまぁ、体力的にもキツイであろう3泊4日の旅にお付き合いくださいましたよ。
体も壊さず、元気に行ってこられたから良かったけどさ~。
ごめんね、りんちゃん。
でも、たくさんの思い出ができたね。
私の人生の歴史、楽しかった時も辛かった時も確実にりんちゃんがいたんだよね。
あの関西旅行から14年の月日が流れ、あんなに仲良くしていた友達2人とも連絡は滅多にとらなくなっていました。
でも昨年倫太郎が亡くなってすぐ、TくんとIくん、両方にメールしました。
ちょっと懐かしみながら、2人とも倫太郎のことを想った優しい言葉を送ってくれました。
Tくんは、その報告メールが来る1週間くらい前に、ちょうど「猫なら絶対キジトラ!!なぜなら昔拾った子猫がキジトラでめちゃくちゃ可愛かったから!!」と知り合いに話していたんだそうです。
虫の知らせだったのかな・・・って。
Iくんは・・・後日知ったのですが、倫太郎の亡くなった翌日、子どもが生まれたそうです。
そんなおめでたくて浮かれたいであろう時に、私の気持ちを考えて、そのことには一切触れず、倫太郎と私へ優しい言葉だけを掛けてくれました。
やっぱりいい奴だなぁとしみじみ思いました。
TくんもIくんも、14年経ってもりんちゃんとの想い出を大切に心に持っていてくれたことが嬉しかったです。
りんちゃん、みんなに可愛がってもらえて幸せな猫生だったね(*´∀`*)
コタコリテンランは、一緒に旅行に行くことはないでしょう。
りんちゃんだけ特別~♪
無理させたけど、私と旅行した猫はりんちゃんだけ!!
りんちゃん、たくさんの想い出を残してくれてありがとうね。
りんちゃん、りんちゃんのいない生活にも慣れてきたけれど、こうやって思い出すと、もっと一緒にいたかったなぁと思います。
また逢えるよね。
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