病院へ連れて行った…と書いていたんですが、そのお話です。
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もう少し前の事なんですが…
この夏、特にお盆前頃から時折ふいにゲホッゴホッと咳き込む
事がありました。 ほんの数秒ですぐ治まり、後はケロッとしているんですが、
2、3日に1回ぐらいから1日に1回‥2回と頻度が増してきて、
これはどこかおかしいなと…。 大体お兄ちゃんズと遊んでる時とか
私の体に乗ってゴロゴロ甘えてる時などに起こる事が多い。
食欲は普通にあるし、元気は元気だったんですが、もしや肺に何か問題
でもあるのでは…と、繁忙期と病院のお盆休みが明けた8/18に
診察に連れて行きました。
まず聴診され、肺には何も雑音はナシ。が、鼻から喉にかけてほんの僅かに
音がする‥という事で、レントゲンを撮られました。
その結果、ノエルは“気管虚脱”と診断されました。
あまり聞き慣れない病名ですが、気管とは、鼻・口といった上部の気道と
肺とを結ぶ空気の通り道をいいます。
膜状の気管筋で覆われ、周りには靱帯で結ばれた軟骨で
囲まれています。
本来、気管はすべて一定の太さなのですが、ノエルは気管の
一部がシュ~と細くなってる部分があるんですね。
その細い部分が何かの拍子に塞がれくっついて空気の流れが
妨げられ呼吸に障害が生じてゲホッと咳き込むようです。
咳をする事によって塞がれた気管の細い部分が離れて、呼吸が
楽になり元に戻るんですね。 だから咳が治まった後はケロリ
としているという…。
この“気管虚脱”。猫の症例は少ないらしく、犬に多い病気だ
そうです。なので先生もレントゲンと犬の病気の図鑑を見せて
くださりながら丁寧に説明してくれました。
小型犬(トイプー、チワワ等)や肥満気味のワンちゃんはよくある
そうです。ワンちゃんを飼ってらっしゃる方はご存知かもしれませんね。
酷い場合だと咳が長いと15分くらい続いたり、悪化すれば酸素不足から
舌が青紫に変色したり失神する事もあるようです。
最悪の場合、手術も出来るけど再発の可能性が限りなく高く、
確実な治療法はないんだそうです。
特にノエルの場合は、気管が途中で細くなっているという生まれ持った
形状からくるモノなので、一生付き合っていくしかありません。
喉の圧迫(首輪等)を避け、生活習慣や気温の変化に注意し、
ストレスを溜めさせない‥。
“気管拡張剤”という症状を緩和する薬があるんですが、今のところ
日に何度も咳き込むワケでもなく、咳する時間も数秒なので、
薬を出す必要はありません‥という事で、様子見となりました。
今後もし、咳き込む回数や時間が多くなったり、舌の色が変わったり
何か目に見えておかしな症状があったらまた連れてくるように、
特に変わりなければ定期的に診察に来る必要もない‥という結果でした。
まずは原因がわかって良かったです。
体質的なモノで完全に治る事がないというのは残念ではあるけど、
私は全く悲観的でなく、どっしり構えていようと思ってます。
先生も、猫って骨格は8ヶ月ぐらいには決まってくるけど、実際は
1歳半頃まで成長を続けているので、まだ1歳未満のこの子も
成長と共に症状が治まってくる可能性もあります…と仰ってました。
私もそれを期待したいと思います(^_^)
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ボク、元気だよ~
不思議なもので、お薬も出てないのに病院行ってから明らかに
咳き込む事が減ったんです!
四六時中一緒ではないので何とも言い難いですが、少なくとも
私が見ている間は少なくなりました。
まったく起こらない日もあるし、今日もお休みで1日家にいました
が、今のとこ1度もありません。
このままいい状態をキープ出来ますように…。
今後も油断せず、ノエルがノビノビと過ごせるよう気をつけて
いきたいと思います(^O^)
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これからもたっくさん遊ぶじょ~~~♪ byノエル
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