まだ7歳にもなっていないのに・・・

2015年8月29日(土) 643 / 0

ミルクが永眠しました

ちょうど今月の18日のことです
帰宅して、さあ風ちゃんとミルクにごはんをやろうとしたら
ミルクの様子がおかしい！

突然腰がくだけたようになってよだれをたらし鳴いている
右脚は完全に麻痺した状態
すぐさまかかりつけの病院へ連れて行きました

診断は心筋症で心臓肥大、血栓ができてそのため右脚先に血がかよわず
麻痺しているとのこと
おまけに肺水腫にもなっていました
出来る限りの処置をしていただき先生も「回復するでしょう」と
おっしゃったのでとりあえず安心していたのです
ぐったりはしていたもののすやすや眠っているときもあったので
様子を見ていました
ところが次の日、夜の8時半ごろになって急変しやたら鳴き出しました
これぐらいの時間帯でやっている病院はありません
かかりつけは今日は休みの日のため電話しても応答なし

電話をかけまくって遅くまでやっているところをやっと見つけ
連れて行きました
その時点で時刻は10時

その病院でもかかりつけ病院と検査結果は同じ
ただひとつ違うのはそこでは「非常に危険な状態」と言われたことです
そしてそのまま入院させました
入院してしばらくはそれなりに元気だったのですが・・・

毎日面会に行ってもミルクの顔の表情はおだやかでおちついていたので
先生も「心臓が悪いので長生きはできませんが数値が落ち着いたら退院もＯＫです」とおっしゃいました
　
そして今日が退院の日
お昼頃お迎えに行っったら「今日は朝から様子がおかしいんです」と言われました
見てみるとすごく息が荒い！とても動かせる状態ではありません
とても苦しそうなんです
猫を看取ったことがある人ならわかるかもしれませんが亡くなるまえの息の荒さ
苦しさでもがくようす、そのような感じです

過去にまる一日、二日苦しませて逝ってしまった子たちの事が脳裏によぎり
ずいぶん悩んだ末に「楽にしてやってください」とお願いしました
苦渋の決断です

安楽死は賛否両論あると思います
私も以前は反対でした
家にも一度は連れて帰ってやりたかった
酸素ハウスを準備し、重いの病気の子でも治ったというＨ4ｏという水素水も買い
あらゆる準備をして闘病生活に入る覚悟でいました

でも・・・
『どんな状態でも最期は家で看取ってやりたい』それはある意味飼い主のエゴでは？
もうひとりの自分がそう言うのです

そして・・・安楽死の道を選びました

ひざのうえにミルクをのせ何度も「助けてやれなくてごめんね」と言いながら
注射をうってもらいました
ものの10秒ぐらいでしょうか、安らかに逝きました
ほんとうに眠るように・・・
ミルクは好奇心旺盛で人のそばに寄りたがりの甘えっ子でした
注文した荷物を開ければかならず「何、何？」とすぐのぞきに来る子でした
ちゃんと食事をしたあとでももっと欲しい時はお腹を上にしてごろんごろんして
「見て見て、ぼくこーんな可愛いんだよ。だからごはんもっとちょうだい！」と
可愛いでしょうポーズをしていました
そうかと思えばパッカパッカと馬のように走り冷蔵庫の上からも
どーんと飛び降りて
それから・・・それから・・・

もっともっともっと長生きすると思っていました

ほんの2週間前までほんとうにやんちゃ盛りで元気いっぱいの子だったのです
まさかこんなことになるなんて

ミルクもそろそろ今年からもワクチンのときにその他の検査もしようと
思っていたけど
もっと早く検査していれば何か発見できて予防できたかもしれない
それと最初から入院した病院に行っていればもしかしたら・・・

後悔だらけです

ミルクの病気が発覚したとき風ちゃんの事も不安になり病院の検査を済ませました
元気な時に検査するのが大事なんだと思います

ぺったんしたユーザ