みすぼらしい容姿でしたが 毛が生え始め、顔が大きくなり始めると
途端に可愛くなり始めました。
ガッツな食べっぷりは相変わらずでしたが
食べないと育たないし、栄養はたんまりとってして欲しいし
惜しまず与えました。
部屋の掃除や除菌、シャンプーも2日に1回で洗いたくなりました。
毛が生え始めても 毛の根元に真菌の白っぽいカサブタが固まって出ているのでした。
放っておくと、細かいフケのようになり 周辺に落ちるし 衛生上、よくないと感じて猫に洗い過ぎはよくないと思いながらも、薬浴シャンプーでお風呂で綺麗にしてました。
薬も服用させました。まずは短期間。
獣医師は小さな体に服用は拒みましたが、
お願いして出して貰い飲ませました。
も~~ この子達のお世話でかかりきりでした。
生きる枠に入れるまでが ほんと、大変な子でした。
真菌の毒の排出はずっとでした。
部分排出で、後ろ足のかかと部分にあたる毛の短い所が
なかなかしぶとかったです。
こんな所~と思いながら 爪でほじほじしては洗い流しました。
皮膚が硬いところは噴き出し期間が長かった~
耳の淵、足の裏、腰の部分、尻尾。
何度も出ては洗い、出ては洗いを 繰り返しました。
爪がね、目では解りませんが、爪による真菌が人間に移りやすかったと思います。
子猫なので 身体に飛びついたりすると 服の上からでも爪が皮膚に刺さり、そこから人に真菌が出ました。
気を付けていても 防ぐことはできませんでした。
子猫の皮膚に真菌が見えなくても顔は真菌だらけでした。
抱っこすると甘えてくるその鼻先、耳、口、触れた場所から移りました。
全部では有りませんが、
首や頬に真菌が移り、シャンプーすると腕の柔らかい皮膚に移りました。
耳がね、あちこり触れるので 要注意でした。
爪には参りました...
移るとほんと痒くて辛かったですね。
痕が暫く皮膚に残るので 気になりました。
ファンデーションを塗って誤魔化したこともありました。
こんな状態でしたが、家族は2匹を可愛がり
息子は子猫をお腹の上に乗せうたた寝する程でした。
大きな部屋に寂しい子猫2匹。
いつも誰かが部屋に入り込んでいたし、
窓越しにはハッピーワンコ。
廊下側の金網越しに 先住猫が覗きに来たりして
いつしか 賑やかな部屋となりました。
子猫の経過結果から、皮膚は除菌剤で拭けるけど、爪の中から真菌じゃあ~
もう 薬の服用しか方法はないなと。思いました。
多分、内臓も真菌が入り込んでいたと思うし。
尻尾が最後に噴き出た場所でしたが 2~3カ月は悪戦苦闘しました。
真菌は皮膚なので 身体が育てばクレアには問題なく 普通の猫ちゃんと同じような成長段階の遊びが日課でした。
けど、 クレアは身体が小さかった。
ライトとは体格差があり、どうしても遊びに無理があり、
監視の元で一緒に遊ばせていました。
あとは ライトをケージに入れたりと 。
クリスマスくらいからぼちぼち始め、
フリーで一緒に遊ばせられるようになったのは年が明けてからでしょうか・・・
年明けからは 尻尾真菌との格闘。
しつこくて 何度も洗い落としては噴き出て~・・・エンドレス
綺麗に伸びるであろう尻尾の毛をカットして散切り尻尾で家族の不評を買いました^^;
だって~ 乾かないんだもん。洗いにくいんだもん。
疲れ果てました...
猫さまは 元気で飛び回り、遊びたいし 猫社会も学ばねばならないし
真菌だからといって 閉じ込めておけず、軍団に入れました。
可哀想に一時、軍団に真菌が移りました。
耳、目の上の毛が薄いところ。
皮膚に菌がついたら 発症したようです。
全頭薬を飲ませた時もありました。
でも、先住お猫さまは ひどくはならず、除菌剤での拭くケアでほぼ治り、薬の服用でほぼ完治になったと思っています。
しかし、気持ちは焦りましたし、全頭投薬~除菌~なんて最悪な疲れでした。
2匹の尻尾の除菌、部分洗いは 毎日してました。
最終的には 薬の服用1ヵ月。
これで完治に持ち込みました。
身体の成長を見ながらの服用です。
完治まで5か月半くらい 約6カ月、かかると言われる真菌ケアですが
やはり それくらいかかってしまいました。
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真菌で 私が使用した内容と気が付いた事など。
☆ 真菌で使用した除菌剤=プリジア
(水に変化すると書かれていますが、手が荒れました。患部にスプレーで吹きかけたり、コットンに湿らせて患部とその周りも拭く事をしました。先住猫達はこの作業で効果ありました。匂いの消臭にはよく効果ありました。)
てっとり早いのは ハイターですが、刺激が強くて身体には使いたくないですね。環境に使用しましたが注意が必要です。
ミルトンも使用してみましたが、
効果が高そうなプリジアの原液を購入して薄めて使用しました。
衣類の洗濯には色落ちしないプリジアやミルトンが良かったです。
猫の布団やタオル類はハイターで洗濯しました。
*部屋の除菌と子猫の除菌を兼ねて
プリジアを入れた加湿器を毎日つけていました。
時には 加湿器から噴射される霧を吸わせていました。
私もこの霧を吸ったりしてたら、風邪のようなのどの痛みが起きても すぐ治ったんです。おかげで、この冬は風邪で寝込むことは有りませんでした。
ウソみたいな話なんですが、プリジア除菌のおかげ?(*'▽')
信じるか信じないかは...今年も 同じように試してみたいと思っています。
☆部屋の除菌は 高熱煮沸消毒ができる スチームクリーナー。
これに 除菌剤混ぜたりもしましたが、吸い込み注意なのかな。。。
これ、1個あると大変便利です。
ソファーや布団類など畳も熱消毒できます。ケージも全て。
駆虫退治の時にも役に立ちます。
猫トイレをこれで ばびゅん! OKです。
虫類、菌類、対応に便利です。
☆シャンプーは マラセブが良いらしいですが
私は サルチル系のシャンプーでした。獣医師手持ちから購入。
後に 普通のシャンプーで洗い、薄めたプリジアをかけてました。
子猫だったのでシャンプーの回数が多くできましたが、
大人猫を何度も洗う体力は有りませんでした。
洗いよりも乾かしが大変です。
除菌剤たっぷりで拭いて 良かったと思います。
☆ 真菌で服用した薬=イトラコナゾール(国内では高額な薬)
肝臓に悪いと 身体が小さい子猫への服用を 獣医師は拒みました。
短期間の2週間や1週間の服用で、かなり その後が違っていたと思われます。
何もされていなかった(多分)クレアやミリィちゃんは 全身にしっとり真菌が出ました。
身体の成長と状態(尻尾・爪のみになった時)を見て、服用開始1ヵ月。
完治しました。
☆人間の皮膚の柔らかい部分に移りやすかったです。
軟膏(ケトラコナゾール)ぬったりしましたが、治りは同じで、時間と経過をたどらねば治るまで行きませんでした。
痒くても 我慢して 掻かない。
汁状のものが出たら真菌の塊と思って洗い流すかふき取るか、他に広げないよう注意が必要でした(とびひに似た対応と思っていただければ)
*家族4人とも真菌、移りました^^;
頻度は私が一番個数多かった。
水虫持ちの方は免疫があるのか、移りにくいらしいです。
絆創膏貼ったらダメでした。
乾燥させることが一番なようです。菌を洗い流す事、殺菌する事、拭き取る事。
汁状のものが他に着くと 移るようです。(広がる)
リキッドファンデは意外な効果(笑)
汁状のものが出ない人もいました。ご参考までに・・・
*ケトラコナゾール軟膏を先住猫の耳に塗ったら、なんだか広がってしまい、やめました。私の使い方が下手だったようです。
☆人に移った場合、猫に移す事もあるという事、注意が必要です。
☆猫も人も、真菌が治った部分は 皮膚に色素沈着が起こります。
クレアとライトの場合は、毛が生えてもカサブタはしばらく出た覚えです。
白や黒のカサブタは 真菌の塊と考えて 処理する事が大事です。
☆真菌は 猫の毛根付近一帯に胞子がたくさんついてるそうで
除菌する時には、周りも除菌剤で根元と皮膚周辺を拭いて
菌を殺すつもりで拭く事が大事です。
☆先住猫に移りやすい部分は、耳の周辺、目の上の薄い部分、
皮膚に直接 菌が付着しやすい場所なようです。
ワンコの耳に2個移りました。
☆大人猫をシャンプーは大変なので、状態によりけりで対応。
うちは 除菌剤での拭き取りとイトラコナゾールの服用で乗り切りました。
☆真菌の部分を猫の後ろ足で掻いたりします。
前足もですが 猫の爪に真菌があると考え要注意が必要です。
時間はかかりますが、必ず治ります。
根気よく 頑張る、これしかありません。
🌼 真菌の事でお困りの方がいらしたら あまりお役に立ちませんが 私で良ければですが 遠慮なく メッセージをお入れ下さい。
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その後はも~
モンスターだの エイリアンだの なんじゃこれは と言われていたクレアが
どんどん可愛くなり 綺麗になりました。
ヴ~~!と指に噛みついていた子が
バリバリと哺乳瓶を連打してた勇ましい子が
物凄い勢いで離乳食を食べていた子が
攻撃的なところは ひとつもなく
無事に軍団の中に溶け込み、誰とでも遊ぼうと無邪気な性格。
猫にも人にも くったくがなく表裏のない天真爛漫な女子猫に成長しました。
私にはいつもくっついています。
目が合うとすぐ飛んできます。
クレアの食い気とは かなり悪戦苦闘してまいりましたが
今では かなりグルメにもなってまいりまして
白いご飯には 顔から突っ込まなくなり、手も出さなくなりました。
本当はいけないのですが、私が甘いので 食事の横に来ては
写真のように居座りまして 欲しいな~という目で細めて眺めています。
幼い頃は 眺めているなんて事はないですし、
見たらすぐ!咥えて走る事しか考えていないような子猫ちゃんだったね。
これは 昨日撮った写真です。
↓
これは1枚写真、動きません。
ふふふ♪やればなるんだよな~~♪
性格の本質は変わらないけどね。
誰にでも分け隔てない愛嬌のクレア。
抱きあげると「みゃあ」と鳴くのは 小さな頃から変わらずで
今も鳴く。これがたまらなく可愛くてね
猫鳴き袋。
可愛さが心をくすぶります^^
お茶目ちゃん、ちょこまか 家の中を明るくしてくれました。
始めの頃を思い出すと 先行きはどんなになるんだ~
と真っ暗闇に等しかったですが、今ではお家の宝物。
先に、まとめ役の太っ腹な姉御猫が亡くなり、軍団の長猫が老衰で亡くなり、
バランスの不調が漂い始めた猫の生活に 明るさを取り戻してくれました。
2匹の勢いは 不穏な空気を退けてしまったようです。
クレアチャンはとくに、誰とでも 遊ぼう♡して追いかけてくれて
それが 猫にも人にも喜びを与えてくれている。
連れてきて良かった。
小さな子猫の可愛い頃をあんな可哀想な姿で写真がろくになくて残念。
今じゃ 美人だからね、いっぱい写真撮るね(*^▽^*)
ちゅぐちゅ べちゃべちゃ はむはむ 私の事をグルーミングしてくれる。
可愛い 可愛い クレア。
大好きだよ💕
1歳、おめでとう。
体重がなんと! 3.5㎏にまでなったんですよ~!
すごい これは感激だ♪
3.5㎏は・・・私とクレアの頑張りの成果です(*'▽')ウフ💛♪
1年、早いな~~~ 。。。
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