前回の続きと言いますか、書き残しです。
セキセイインコが居ましたので、猫の飼育は考えていなかった我が家ですが、生まれたての子猫では放っておけなかったのが実情です。
里親を探すつもりだったのと、赤ちゃん猫ならセキセイインコのクーでも実害が出ないので、自宅内での放鳥飼育のままでの猫飼育でした。
画像は、生後25日目で、目も開いていて動ける状態になっている子猫達です。
元来、好奇心の旺盛なクーでしたので、子猫の授乳や下の世話の時も腕に乗って見守るのが常でした。
お互いのコミュニケーションで、鼻チューをしています。後に隠れて警戒しているのがリクです。
まだヨチヨチ歩きの2匹でしたが、リクは必至に逃げ回り、おねえちゃんの後に逃げ込んだところでした。
こんな小さい内から性格の違いがハッキリしていると、感心していました。
2012年4月19日 満8ヶ月 体重4500gオーバー
ドッグゲージの上にバードゲージがあり、ご飯はゲージの前が定位置でした。
家族団欒と言った雰囲気です。
2012年11月3日 満1歳3ヶ月 体重は5000gオーバー
実際、男の子ということもあって、ハンターとしての本能はしっかりあります。
テレビに映る、大型の鹿に、狼の群れと共に追撃してました(^_^)
画面から消えると、テレビの裏まで探しに行くくらいです。
ですが、クーを家族だと認めているのか、横になっている時に上に乗られてても多少気になる程度のようです。
このクーは2013年1月24日にメガバクテリア感染による内臓不全で、半年間の闘病の末、3年9ヶ月の短い一生を終えてしまいました。知識不足による、発見の遅れが原因です。
こんな環境を、いまだに夢見ているのですが、野良経験のある、チビとせんが居たのでは無理だろうとは諦めているのが現状ですね。
なんとか、ブレーメンの音楽隊のような光景を身近に味わいたいものです。
あとは、持病になっている尿路結石の事があります。
昨年の10月11日に初めて完全閉鎖になってしまい、苦しんだリクですが、画像は詰まっていたオシッコが出せて2時間後くらいの物です。
舌を出して、ハアハア荒い呼吸の状態でした。翌日の膀胱洗浄では凄い量の砂が出てきました。
気が付いてやるのが遅れて、辛い思いをさせてしまいました。
せんちゃんの介護がメインになってしまっていた為の、不注意による失態でした。
リクの結石は「ストラバイト結晶結石」で食生活の中のミネラル成分(主にマグネシウム)が原因で生成されてしまう尿路結石です。
トイレでソワソワしたり、食事の量に変化が出るのですが、この兆候が見えると膀胱内にも雑菌が発生して、血尿が出たりします。2歳頃から発症するようになり、夏場の暑い時期になると毎年症状が出て、昨年は初夏に薬をもらったり、餌を換えたりしてました。但し、餌は療養食では無く、普通に買える「成分に気を使って症状が出にくくなるご飯」と言ったレベルの物でした。
オシッコの採取や膀胱洗浄はカテーテル(管の挿入)で行うのですが、リクは病院嫌い(これと、去勢手術が原因)なので、治療の時に暴れます・・・(T_T)
先生や看護師さんの手に噛み付いてしまう事も度々で、最近は私も参加して補綴を手伝います。
併発してしまう膀胱炎の細菌感染の治療はかなり手こずりました。
薬を飲ませるのも大変なのですが、抗生剤の種類がなかなか合わず、何度も変えて経過観察をしています。
結局、培養検査(獣医院ではできず、専門機関での検査)まで行って、効果のありそうな薬剤を選定して投与しました。候補は3つしかなく、そのうち2種のみ効果がありましたが、1種類は体に合わず、嘔吐や下痢をしてしまう状況でした。抗生剤の適正薬品の選定は2年掛りになってました。
食事はカリカリ(ドライタイプ)が基本で、成猫になってからは2kgで500円くらいの安い餌でまかなっていました。ウエットフードは食べが良くなく、汁気だけ舐めて実を食べません。子猫の頃の食生活の影響ですね。
ムラ食いの為、決まった時間に食事をさせるのではなく、1日2回、餌皿に規定量をだしてやる与え方です。
現在も継続中で、他の猫も同様です。
療養食も治療時には、カナンのpHコントロールやヒルズのヒルズのs/dを与えましたが、カナンはお口に合わなくて、ヒルズのs/dがメインになります。
昨年10月の完全閉鎖から、通常食をヒルズのC/dに変更していますが、食べがイマイチだった為ブレンドして与えています。常食になると、味が気になる部分があるようです。
C/dを50%・気遣いご飯を50%の状況で8ヶ月経過していますが、今のところ大丈夫なようです。チビの方が好んで食べてしまう為、チビの食事との味の差を少しでも減らすのもあり、この割合を変更せずに現在まで来ています。おかげで、餌代の節約にもなっていて助かるのですが、また症状が出るようであれば、割合変更です。
おやつも、以前はいろいろな物を与えてましたが、好みがうるさく、嫌いな物は口にしませんでした。もちろん家族に慣れさせる(人間を猫好きにさせる為)の策略でした。
尿路結石発病からは、成分を考えたおやつの量と、通常の好物を僅かに限定しています。カニカマスライスや猫ジャーキーが好きなのですが、成分に不安があるので、散歩をさせて帰ってからの御褒美で少量のみになりました。外から帰ったら、おいしいモノにありつけるという刷り込みをしている感じです。
迷子対策です。最近の災害の状況を見ている限りは人事ではない上に、住まいは静岡県西部ですので、もろに危険地帯です。人間さえ無事なら何とか対応できるようにしておきたいからです。
結石は腎臓にも負担を掛けますので、十分に注視が必要な病気です。日々の観察眼を養いながら即応できるようにして行きたいのが現状です。
動物(特に猫)嫌いの嫁と義母を、同居を平気にしてくれたリクです。
嫁はリク派・義母はチビ派・息子と娘は猫派・私は犬派(よつばが他の家族になびかない)といった我が家ですが、基本的に動物全般が好きな私は、家庭内が改造できて満足な日々を過ごしています。
どの仔も長生きして欲しいので、健康に対しての知識は勉強して詰め込み、ストレスを貯めない食生活を目指して頑張っているつもりですが、家族から言わせると過保護だそうです(^~^;)
次回は、途中経過しか投稿されていない、せんちゃんの経過情報をまとめて書きたいと思います。
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