我が家では、記念に何かを残すという風習がなく、写真が一切ありません。
お見せ出来ないのが残念なのですが私が初めて飼った猫は真っ白なブルーの瞳の美男ネコ!あきら君でした。
出会いは文具店でのバイト先ですんごい!!美ニャンコちゃんが妊娠したという情報から始まって、その友達のナイスな売り込みにノックアウトされて子猫を引き取る事になりました。
名前も決めてから引き取りに行きました!
手のひらサイズのあきら君との出会いです。
引き取り初日、あきら君は母ネコちゃんから離されて不安気でした。部屋に離した途端、家具と壁との隙間に逃げ込まれてしまい、
取りだそうと手を入れると「プッ!プッ!」と威嚇してきたのです。
それが、あきら君の初めて聞く声でした。可愛い仔猫の鳴き声を大いに期待していた若かりし頃の私が現実を知った瞬間でもありました。(笑)
それからは、何から何まで初めてづくし。トイレの躾もわからないから、新聞をビリビリに破いて箱に敷き、そわそわしだしたら瞬時に箱を側に置くぞ!と構える日々でした。
しかし、あきらは丸一日、トイレをしませんでした。とっても、とっても警戒心の強いコで安心を確認できるまで、トイレをしませんでした。病院に行こうかと心配した程です。
鳴き声を聞かせてくれたのも家に来て3日目だったと記憶しています。しかも、第一声「ミ」です。間隔を空けながら「ミ、ミ」口数の少ない猫ちゃんでした。
そんなあきらが行方不明になった事がありまして、まだ来たばかりで家中、どこにも居なくて、まさか外に出たのでは?!とすごく必死で名前呼んで探したのです。
私の声色の必死さが伝わったのか、無口な子猫あきらが返事をして室内のどうやって入っていたのぉぉー!という隙間から出てきた事がありました。(侮れない、仔猫の軟体加減)
その時に、真剣な気持ちって子猫でもわかるんだな~と感動したのを覚えています。
今思えば、ビビリ君だったのでしょう。急に、ぴょーんッと後ろに跳ね上がったから何事?と見てみればただの電気コードだったり・・よく、飛び跳ねて驚く猫ちゃんでした。
その後、あきら君は外の魅力にハマッて半ノラ生活をするようになってしまいました。
スキンシップがあまりなかった猫ちゃんでもありました。どんどん汚れて飼い猫?と思うお姿に…
ご近所さんにも綺麗な猫なのにもったいない・・・と何度言われた事か・・・その頃は去勢の必要性を解っていない浅はかな私でした。
その内に、私が単身で隣の市に引っ越す事になり、あきら君は連れて行けず、家族に任せて家を出たのですが、その10日後にあきら君は家に帰らなくなってしまいました。
私がいなくなったせい?探したいけど私も環境の変化でヘトヘトになっていて捜索は出来ませんでした。
あきら君とは6年の付き合いでした。元気でいてくれる事を願っていましたが、くわしい人から6年いた猫が家出は考えにくい、事故で帰宅困難になった可能性が高いねって言われました。
多分、星になったと思われるあきら君。
勉強不足でちゃんとした飼い方がしてあげられなくてごめんね。
白い猫を見ると今でもあきら君を思い出す私です。
今日のネコ写でーす!
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狭い人気スポットに侵入するありすちゃん(男の子)
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さらに、割り込みを仕掛けるハトリちゃん(男の子)
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狭いったらないわ!とネコパンチ繰り出すしぐれちゃん
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