おすすめで出ちゃうんですね、即購入。
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「日本の犬猫は幸せか」エリザベス・オリバー
集英社新書 刊 ¥680本体
先進国からみたら、本当にたりないんだ、この国は。
それを補うのに、溝を埋めるのに、あといったいどのくらい
かかるんだろう、そしてそれまでにいったいどれだけの
命が失われていくんだろう。
ペットショップで購入する前に、というムーブメントも
必要ではありますが、それ以前に「保護シェルター」という
まず先に組織、施設が存在し、充実していたら、
猫が飼いたい人はそちらに足を運ぶ、
どうしても純血種が欲しい人はブリーダーさんへ
そうなればいいのにと、深く思いました。
また、選択を迫られた飼い主が、挙げ句
捨てるしかないという構造にも触れられている
一線で保護活動している方のリアルである。
出版されるまでのタイムラグというものがあるが
本書にもあげられているような、こみばこのなかで
死を待つのみの保護、収容動物が僅かな数でも
あたたかい家庭を得られているよう
願って止まない。
最後の白い犬のくだりでは「感情的であってはならない」
という著者の、静かではありながら溢れる感情にうたれました。
いつも、自分ちの子には問いかけています
しあわせかなぁ
そんなことより ごはん!
おやつ!
私のお水!
おもちゃで遊んで!
眠いの、起こさないで
あちこちから色んな答えが飛んできます。
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