動物虐待について

2015年10月28日(水) 2015-10-28T22:25:15+09:00 505 / 0

ちょっと気になることがありましたので、自分に言い聞かせる意味も込めて書いてみたいと思います。

人って・・・、弱い生き物であり強い生き物。

他の動物より強い人間は、その力で他の動物を守ることができる。
弱い動物をいじめるのではなく、愛を持って優しくすることができる。

でも、心が弱い人間は何かをいじめることで優越感に浸り、ひねくれた価値観と感情が芽生える。
虐待をする人が常に動物をいじめたいわけではないだろう。
本当に動物が好きな人もいると思うが・・・、やってしまうんだろうな。

自分はどんな人でも虐待をしてしまう危険性があると思う。

本当に自分が小さかった頃、
動物が好きすぎて愛情表現がわからない時があった。

家でセキセイインコを飼っていて、
自分はインコがとても大好きだった。

インコを捕まえてくちばしにキスをしたり、
ほっぺのところを軽く指で掻いたり。

インコの臭いをかいで「くっさーいぞ」と、
話しかけたりもした。

でもたまに意地悪をしたりしたときもあった。

ある日、自分が食べたラーメンのどんぶりに乗って、
汁を飲もうとしていたみたいだった。

汁はすでに冷めていたが自分が立ち上がると、
驚いてこけて顔面をスープにつけてしまった。

自分は慌ててスープで汚れた顔を洗った。

それから数年後にインコは亡くなったが、
11年生きたので寿命かもしれない。

でも、自分の心の中にはスープに顔をつけた瞬間。

これが原因のストレスで亡くなったんではないか、
と今でも自分を責める時がある。

この子は最後、動けないはずなのに、
自分の手のひらにスタスタっと元気に歩いてきた。

インコって・・・
亡くなる直前に突然元気になる時があります。

自分は、元気になるのかなと期待したけど、
手の中で寄り添うように天国へ旅立ちました。

最後は、自分の元に来てくれたこの子に、
今でも涙が止まらなくなる時があります。


人と動物って違う生き物かもしれないけど、
それぞれが一度限りの命。

理想論かもしれませんが、
力がある者は弱きものを守り、
温かい愛情を与えれたらいいなと思います。

例え、すぐには相手に想いが伝わらなくても、
愛情を与え続けることでいつかはわかってくれることを信じて。

せっかくこの世に生まれてきたんだから、
お互いが楽しい思い出を作れるように生きれたらいいですね。


もし、動物を見て虐待してしまいそうになったら、
一度踏みとどまってみましょう。

そして、冷静にいじめられたら相手がどう感じるのかを考え、
自分が嫌な事だったらやめましょうね。

人間は相手を想える生き物だと、
自分は信じています。

そして、本当に動物が好きな人は、
「好き」っていう感情だけで動かないこと。

無知は罪というように、
まずは動物のことを勉強して詳しくなろう。

そうすれば自然と動物を大切にできると思う。

動物の愛し方を悩むことがなくなるんじゃないかな。