この猫をじゃらすという遊びをする上で、ひとつ注意点があります。特に小さなお子様のいるおうちでは、「猫と遊ぶ時に決して手は使わない事」です。必ずネコじゃらしのようなおもちゃを使用するようにし、手に直接じゃらす行為はさせないようにします。猫は自分の楽しいと感じる事を学習する能力がとても優れています。一度でも「手にじゃれるのは楽しい」と学習してしまうと、何も無い時にでも手にじゃれつく猫になってしまいます。
子猫のうちはそれほどではなくても、大人になった猫に本気で狙われるようになってしまうととても危険です。人間の手はじゃれるものではなく、撫でてくれるもの、と理解させるようにしましょう。
さて、ネコじゃらしだけが猫と遊ぶ方法ではないですよね。猫と遊ぶ方法は無限大、決められた方法はありません。猫と飼い主が楽しければそれでOKなんです。
おもちゃを投げてやると大抵の猫が全速力で追いかけていきます。中には何度も投げて欲しくて飼い主のところへおもちゃを持って来る子や、後ろ足で立ち上がって両手で空中キャッチなんていう子もいます。こういった特技も、遊びの中で飼い主が見つけ、伸ばしていってあげると猫と遊ぶのがますます楽しくなりますね。