猫で20歳越えは稀にいますが、世界のギネス記録に登録されている長寿猫は38歳になります。猫は大体1歳が人間でいうところの17-20歳ごろにそれ以降は大体1年で4歳ごとと考えるのが一般的です。
そのため21歳は人間でいうと100歳に該当します。ギネスに乗っているアメリカに住んでいた「クレームパフちゃん」は168歳ほどと言われています。
一緒に住んでいるとあっという間に5年、10年経ってしまいます。私たちにとっての10年と猫にとっての10年は大きく違います。猫の成長については以下になります。
1か月 | 人間の1歳くらいになり、乳離れをします。 |
---|---|
2か月 | 乳歯が生え、離乳し、子猫用のフードに切り替えはじめ、トイレのしつけなども始められます。 人間だと3歳くらいです。 |
6か月ごろ | 乳歯から永久歯に生え変わります。スペイやキャスト(避妊去勢)の手術の検討を始めます。 人間だと9歳くらいです。 |
9か月ごろ | 雌は発情期が始まります。 発情期については個体差があり、早い猫も遅い猫もいます。 |
1歳 | 人間だと17-20歳ごろと言われていて成猫と同じくらいの大きさになります。 ごはんも成猫用のものになり、性成熟も完了し、子猫を産めるようになります。 |
2-3歳 | 発情期のピークになりますので雄同士のケンカなどの発生率もあがります。 外にはあまり出さない方がよいのですが、ストレスが溜まりますので注意が必要です。 人間でいうと23-28歳ごろになります。 |
5-6歳 | 行動がおちついてきて、運動量も減少します。人間でいうと35-40歳ごろになります。 太りやすくなり、毛の退色や白いひげなどが見え始めます。 腎不全などの下部尿路疾患などの発症に注意が必要です。 |
7-8歳 | シニア期にはいり始めます。フードもシニア用に切り替えはじめましょう。 ほとんど寝て過ごすようになり、歯が抜けたりするようになります。 人間でいうと44-48歳ごろになります。 |
9-10歳 | 人年齢では52-56歳ごろになります。 毛つやもなくなり老いが見えるようになります。一日の大半は寝てすごします。 病気にかかりやすくなりますので、しつこくならない程度に触ってあげたりして異変には気づくようにしてあげましょう。 |
11-13歳 |
昔の猫の寿命や外飼育の猫の平均寿命になります。人間で例えると60-68歳ごろになります。 この頃になると白内障などがみられるようになります。現代ではまだ元気な猫が多いです。 寝てばかりになってきますが適度な運動をさせて食事などもしっかり食べて栄養をつけることが大切な年齢です。 |
14-16歳 |
現代の猫の平均寿命になります。人間でいうと72-80歳ごろになります。 超高齢期のはじまりですので脚腰が弱くなってきて、痩せてきます。運動量も減ります。 猫によっては認知症が始まるのもこれくらいの家の中で迷子になる、夜中の徘徊、排泄場所を間違える、よく鳴くようになるなどの症状が見られたら注意が必要です。 |
17-20歳 | 超高齢猫とよばれるようになります。現代では少しはいますが、かなりのご長寿猫になります。 人間だと84-96歳ごろになります。 猫としての寿命を十分に全うしている年齢なので、日々をゆっくりすごせるようにしてあげましょう。 |