茶トラ♂とキジトラ♀の飼育歴あり。
結婚前からこの子たちとは一緒で、娘と息子にとっては、生まれた時からいた子たちです。

茶トラ♂は腎臓を患い、キジトラ♀よりも先に逝きました。
最後の最後までしっかりとお世話できたので、茶トラ♂に関しては、変な悔いのようなものは残りませんでした。もちろん大泣きしましたが。

キジトラ♀は元気な状態で腹部に腫瘍ができ、動物病院を受診、血液検査の結果などもすべて標準値、食欲や排泄等にも問題がないので大丈夫でしょうと、手術をしてできものをとりました。
しかしその2ヶ月弱あと、様子がおかしいので再度診てもらうと、腹部の空いたスペースに水が溜まっているんでしょうと言いながら先生がお腹にシリンジを差し込むと大量の血が。焦ったかのように抜き続ける先生。
私達の不安をよそに100ml以上は抜いて、とりあえず検査しますと渡された結果がひどい貧血。
血小板の数値が低く、傷が塞がらないとのこと。
いや、手術前の検査で標準値だったじゃないかと思いましたが、私達も混乱していますので「とりあえず入院してもらって輸血します」とのことで了承。
一応輸血して戻ってくるも、手術前にピンピンだった子があっという間に星になりました。

動物病院への怒りが収まりそうにはないし、どうせ追求してもはぐらかされるだろうなと悶々としていたところ、娘や妻が里親募集を見ているのを知る。
「良い思い出だけを連れて、次に踏み出すべきなんだ」と思えました。
おもしろいもので、里親募集サイトの猫ちゃんたちを見ていると、すごく元気が出てきました。
良い出会いがあると嬉しいです。