はぁ~疲れた...。気疲れだと思う...。
「なんでこんな時間にご主人はいるの?と、ささは不思議そうな顔をして私を見るし、日向ぼっこする大和はうつらうつら気持ちよさそうだし...。独りで緊張するのも可笑しい。
連れて行く1時間前あたりから、なでたりなんなりで「ごろごろ」言わせ、キャリーバッグは今週から出したままで遊ばせてあったから違和感もなくその存在を受け入れてくれた。必殺の「紐」をバッグの上からひらひらさせると、飛びついて中に入るようになるのが成功の秘訣だったかも。
前回の注射の時は、なにもかも「初」だったので、キャリーバッグの善し悪しがわからなかった。前回、一つ教訓になったのはステンレス?の格子は爪が痛む。前回「だせーだせー」と大和が暴れたときに爪が引っかかり血を出してしまっていた。これは、私も大和にとっても「イヤ」な事。しかも、これから大きくなるのに小さいような気がしていた(初飼いだからなにもわからない)。で、第2回予防接種に向けてキャリーの選択から考えた(とーちゃんは、君たちの快適な移動環境を考えてあげてるんだよ)。
数店のペットショップ、数店のホームセンターを行ってみて「これ?」と思うバッグがない。ショップに行って見ては、二人の体格を考え、二人を見てはショップのどのキャリーが良いのかと思案した結果、犬を入れるような大きさの、四辺ラバーメッシュ、天井もラバーメッシュの折り畳み式キャリーを買った。これなら二人して入っても、十分すぎる居住空間もあり、折り畳めるからなお結構。
で、話を戻す。
天井の部分もジッパーで開くので紐をひらひらさせて、中に入っても怖くないことを(強制的に)覚えて貰って、それを数回。フレームに紐を取り付けて、そこでも遊べることも知って貰って...。キャリーの外で、なでて「ごろごろ」中に抱き上げ入れて、なでて「ごろごろ」。これを1時間前にしたです。
Y「ボクはこれさえあれば、鬼に金棒だよ!」
S「とーちゃん!なにを企んでる?」
S「ぼくは、そんなもので操られないぜ!!ちょっと強がり言ってみた。」
さて、行く準備も万端。
大和に「注射に行きますので、少々揺れますがお願いします。」ささに「ささは、隠れていたらすぐに着くよ」と言って、さっきと同じ方法で、大和を入れ、ささを入れ。ジッパーして速攻車へ。
「なに?なに?なに?」と言う顔(メッシュの良いところはこの顔が見えるところ)が確認できていたけれど、有無も言わさず病院へ出発。
目と鼻の先にある病院もあるのだけれど、片道40分かかる病院。信号機で止まると、大和は外の景色を見、興味津々。隣をトラックが通るのを珍しそうに見「ほら、桜が舞ってるよ...」は自分を落ち着かせるための、自分への投げかけ言葉。ささは、終始かたまったまま。
病院までの道で逆に曲がってしまったので、休憩を入れ、再スタート。
無事病院到着。
受付を済ませ、待合室を見ると100%ワンコばかり。必要以上の興奮をさせるのは、こちらも、ワンコ達にも良いはずもないので、「外で待っていていいですか?」と言い、助手席を開け風にあたらせた。
待つこと数分。先生が「どーぞー」と声をかけてくれキャリーをえっちらおっちら診察室へ運び入れる。
大和の体重から。3.04kg。来たときは、2.88kg。+0.16増。以前にうちで計ったより0.01kgの差はあれど、まあそんなものでしょ。体温。これが一番嫌がる。だってお尻のあなだもの...。先生が「睾丸も順調に発達してますね、去勢の日にちも決めましょう」と。興奮さめやらぬ様子で(しかたない)体温は高め。気になっていた目をみてもらう。軽い結膜炎とのこと。目薬を処方されたです。メインの注射の頃には、診察台で横になるほど。難なく注射も終わり。
ささの体重を計ろうとキャリーから出すと「大きくなりましたね」と先生。計れば3.78kg!おととい計ったときは、だいたい3.7ぐらいだったので誤差を入れればそんなもん(落ち着きないし)。来たときは3.26kgだから+0.52増。ただ、二人とも体型に対して体重はベストだという。計量食事に効果あり。体温高め。
気になっていた、くしゃみのDVDを見て貰い「鼻水がないから大丈夫でしょう。ストレスなどの諸々あるし。もう少し様子を見てください」とのこと。注射も無事終了。
去勢の日にちが5/8になりました。退院までの行程やしておくこと、手術方法を聞いて納得。
待合室に戻ると、一族で来ているワンコ集団に囲まれ、ささの鼻とワンコ達の鼻が「クンクン」が始まり、でも、びびらなかったささは、エライ!と思ったが、ただ単に固まっていたみたい。
精算も終えると、私だけ...。受付のお姉さんに「大きなキャリーで快適ですね」と言われてしまったが、爪からの出血を話すと納得してくれた。
さあ、帰るぞ!!
ささは、キャリーの中に入れたクッションの下に隠れ、大和は落ち着いて鳴くそぶりもない。しきりに外が気になる様子。
渋滞にも遭遇せず、道に迷うこともなく、無事に到着...。
キャリーのジッパーを開けると、飛び出すこともなく落ち着き払った顔で「ぼく、余裕...」とゆっくり出てきたのには、驚いた。そうして私の所にすりより、いつものように「ごろん」と寝っ転がり、なでれば「ごろごろ」。大和って、器が大きい男?
ささは、呼べ度叫べども、大和が行っても動かず...。私が出してやると、こちらも見ずにベッド下に吸い込まれるように入っていった...。
今は、そっとしてあげているのだけれど、大和は水をしっかり呑み、ご飯も少々食べた様子...。さ、後は来月の手術だ。
長くなってしまったが、読んでくれてありがとうございますm(_ _)m
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