我が家のありす(9か月)
FIPでお星さまになった日です。

避妊手術後、何となくおとなしい気がして病院に連れて行きました。
血液検査で白血球が少し高いけれど良くわからないけれど、念のために入院してもらって様子を見ますと言われてそのまま入院。
それから1週間。何も出来ないまま亡くなってしまった。
本当に信じられない、悪い夢を見ているようだった。
高い熱、黄色い腹水。腹水でどんどんお腹が膨れて行き、もうろうとする意識の中、私がお見舞いに行くと、やっとの思いで近づいて来てくれた ありす。
当時私はお仕事をしていたせいでもう長くは生きられないであろうありすを、我が家で看取りますとは言えなかった。また病院側もそれが分かっていて、入院をさせて診てくれたたのではないかと思います。

もともとありすは、元の飼い主さんが怪我をして病院に連れてこられたけれど、入院中に飼育放棄(入院費を払わず放棄)したために5か月間、病院の入院施設で育った仔だった。とにかく酷い怪我をしていたらしく、私が里親になっても怪我の治療は続けなければならなかったほどでした。
子猫の時から中猫さんになるまで病院の先生やスタッフの方々に、とても可愛がられて育てられていたのでしょう。病院に連れて行く度に皆さんが優しい声をかけてくださっていました。
それだけに、大事に大事に育てられたありすの里親にさせていただいて、幸せにするという責任を果たすことが出来なくて、悲しいのと同時に、本当に申し訳なくて・・・
仕事が終わり病院でありすを引き取るときには、病院の先生方に「幸せにさせてあげられなくて申し訳ありません」と頭を下げるしかありませんでした。
あれからもう1年。
なっちゃんが来て、ランちゃん・こてつ君と次々に我が家に子猫がやってくるのは、見えないけれどきっとありすが一緒に遊びたくて連れてくるのでしょうか?楽しく遊んでくれたらそれでいいよ、ありす!
天国でたいちゃん(たいが)が遊んでくれないのかな?

たいちゃん、ありすと遊んであげてね
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