ポーの冒険

2016年2月16日(火) 152 / 1

　タビーさんはその後元気を取り戻しつつあります。活動はおとなしいけれど、ご飯や排便は以前に近い状態に戻ってきました。

　そんな中、事件は起きた。それは春の嵐が吹き荒れて気温も高く、人も猫もゾヲゾワする、変な天候な日だった。

　日曜日。ウチは共働きなので、パパ、ママは朝から仕事に出てた。いつもは学校が休みになると午前中いっぱい惰眠を貪る次女（以下ウンコ職人）が１０時過ぎに一階におりると、らーらーとタビーさんがなぜか庭のほうを見ている。

　「ん？なんかおかしいな？また近所のノラちゃんが庭を跋扈して、怒りのデスロードを見つめているかな？」と思い、掃出し窓を開けると・・・

　ブロック塀を横切るポー君とバッチリ目が合ったそうで、そのあとはお互いがパニック。ウンコ職人はあわてて庭に飛び出し、ポー君はとにかく怖い人が来た！という認識なのだろうか？一目散に隣家との狭い通路をダッシュ！玄関側に逃げ出し、ウンコ職人のウンコ技も忘れて、ひたすら「怖い怖い」で逃げ惑う！

　表の駐車場に逃げ出て、隣の駐車場に行こうと柵を通り抜けようとした刹那！飽食でお尻が大きくなっていたのが幸い？してポー君は足利が抜けられなくなり、今まで聞いたことのないうなり声をあげてるところをウンコ職人に確保されたそうだ。

　それから家にに帰るなりポー君は二階の長女（以下オタク姉ちゃん）のロフトタイプのベッド（ポーたちには“おっきい猫タワー”）に上って、布団にもぐり“ガクブル”だたそうだ。

　脱走毛色は、約２年前から旅に出ている我が家の二男“トト”の帰路確保のための、猫出入り口だそうだ。その出入り口はトトがいつでも帰ってこられるように、“入れるけど出られない”ロックになっていたのだが、やはり、国産じゃないから、ロックがダメだ！という話になり、今度撤去することになった。

　発見がＡＭ10：20頃で、いったいいつから出て、どのくらいさまよったのだろうか？気のせいかポー君が「オレ、すごい事やったんだぜ！」と言わんばかりの顔つきに見荒れるのは困ったもんだ。

　とりあえず、何事もなくてよかったぁ～

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