いつの間にか庭で水を飲んでいる白を発見。
サタデーナイトフィーバーしてしまって(古!)朝帰りな白。
悪びれる風でもなく、夕べの疲れからなのか庭でぼーーっとしてる。

「あん?僕、何か悪いことでもしましたかニャ?」
遅くなってもいいけど、外泊はいかんよ外泊は。
ほげ~~っとしてる白が急に倉庫のほうに駆け出した。
倉庫の北側からトラがやってきた。
続いて白も。
トラはくわえていた獲物を庭の真ん中で放した。
ちゅっ ちゅっ となく獲物は小さな茂みに隠れた。
「白ちゃん、ほら、ここを探してごらんなさいよ」
トラに促されて、茂みに顔を突っ込む白。

白は獲物を見つけて大はしゃぎ。
「トラちゃん、いいの?アレ、白にあげるの?」

「別にかまわないわよ」という風に見てるトラ。
ニャアが獲物を捕まえてきては、庭で待ってる白にあげてたね。
雌って本能的に食料を調達して分け与えるのかな。
それが自分の子供とかでなくても。
白は甘え上手。ニャアより大きくなってもべたべた甘えてた。
トラにも甘えるんだけど、トラはよほど機嫌のいい時じゃないかぎりシャーッっとしてパンチする。
それでもこうして白に食料を分けてあげる。
白も自分で捕れるのに、貰って大はしゃぎする。
「何か問題でも?」とぼけたような白。憎めない奴よ。

トラはみんなに褒められ、ご機嫌ついでに木に登って大はしゃぎ。
トラも可愛いな~。
「言っときますけど、僕だって狩りくらいできるんですからニャ。」

夕方戻ってきた白の手には、鳥の産毛が絡みついていた。
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