祖母が何度も話してくれた話。
その昔、祖母の近所の住人男性が狂って暴れていると軽い騒ぎになった事があった。
祖母はその男性の居る場所へ向かった。そこで祖母が目の当たりにしたのは、
まるで猫のような行動をする男性だった。
毛づくろいをし、爪をとぎ、四つん這いで動き回る男性。
そうしていると、霊媒師みたいな人がやって来て男性のお祓いをはじめた。
しばらくして男性が言葉を発しだした。
「く、苦しい 冷たい 悔しい
こいつは、道端にいた私を突然捕まえ濁流の水の中に投げ捨てた。苦しかった!水もたくさん飲んだ!苦しかった!冷たかった!苦しい!悔しい!恨めしい!許さない!同じように苦しめたい‼︎苦しめたい‼︎無念だ‼︎悔しい‼︎」
みたいな事を延々吐き出したらしい。
どうやら、たまたま道にいたネコが、その男性の手によって、水かさの増した側溝だか、ドブ川だかに、投げ捨てられ溺れて命を落とした、そのネコの霊が取り憑いていたのだ。
その後、その男性は外見的には元に戻ったらしいけど、、、
そんな、心無い人間のせいで理不尽な死を迎え、苦しみのあまり成仏できなかったネコさんの話を、祖母は何度も話してくれた。
結局、あの話はノンフィクションだったんだろうか?
今となってはもう真実を知る事はできないけど、
"絶対にネコと白蛇に、ひどい事をしてはいけない。ネコと白蛇は執念深いから必ず仕返しをする"
と何度も教えてくれた。
![](/img/diary_image/user_105108/detail/diary_108566_1.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
これからも、ふうちゃんを大切にする事をここに誓いますヽ( ̄д ̄;)ノ
はぁーあ、私も仕返ししたいなぁ…w
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