ハンドメイド好きとしてはうれしい限りでみなさんの日記などなど拝見してます。
手芸初心者の方もいらっしゃると思うので、作る時の大切な事、書いておきます。
私が作る時に注意している事です。
と言っても一言でいえば
「とにかく安全第一」
これに尽きると思います。
細かく書くと、気を付けている事と言えば
①首輪は外れやすく
②ハーネスは外れにくく
③飾りは少な目
④部品は切れたり分解できないようにする
⑤基本ミシン縫い
⑥どうしても手縫いの時は飾りのみ30番の糸で返し縫い
⑦猫は何でも飲み込むものと思っておく←これ一番大事
です。
でも、せっかく手作りなんだからオリジナリティを出したい!
それはすごくわかります。
なので、そこはもう、使う人の自己責任で。
人にあげるときは、必ずそういう可能性があることを説明し、心配なようでしたら飾りは取ってもらうようにしています。
特に、首輪やハーネスなど猫が直接身に着けるものは注意です。
首輪は犬のものとは用途が異なり、引っかかった時に外れないものは私は買いません。
なので、自分で作る時も、買いたくないと思われるようなものは作りません。
ハーネスは、我が家では普段は使っていませんが、震災時の避難や通院用に買ってあります。
こちらは、逆に外れては困るものです。
体にフィットしていないと猫はするっと抜けてしまいます。
また変なところが当たっていると毛がすり切れたりたこになったりするだけでなく、猫自身が動きにくくなります。
なぜ市販品を買ったか、というと、自分が作ったものを信頼しきれないからです。
犬なら、もし首輪抜けしても呼べば戻ってこれるかもしれないけれど、猫はパニックになって固まるか、どっか飛んでってしまうでしょう?
なので、一度市販品を買って、作りを勉強しました。
私は編み物もミシンも初めて触ったのが幼稚園の時です。
洋裁歴はウン十年ですが、ハーネスを全くゼロから作るのは、私は怖くてできませんでした。
でも、ほとんどの方はみなさん本当に上手で、見た感じ抜けないと思います。
人間も一人ひとり体格が違うのと同じで、猫もやっぱり1匹1匹体格が違います。
きちんと猫に合わせて仮縫いされている方のハーネスは、ピシッと体にフィットしてるんですよね。
ですので、どこからか型紙をダウンロードして縫われる方は、必ず仮縫いをしましょう。
自信がない、けど作りたいという人は、ハーネスじゃなく普通の猫服からはじめましょう。
猫に服を着せるのは抵抗あるけど、ちょっとハロウィンの撮影とか年賀状用の撮影ぐらいならありじゃないかしら。
でもやっぱり抵抗ある、という人には、実用的なものとしては術後服というのもあります。
難易度はハーネス並みですが、もし失敗しちゃったとしても、ハーネスなら脱走して取り返しがつかなくなるけど、術後服なら舐めちゃう程度で済みますから…
もし、作って人にあげる、売る、寄付するなどを考えている方がいらっしゃいましたら、きちんと説明書きを付けるというのはされたほうがいいと思います。
↓私の相棒です。(ミシンのほうね)

押えがねの下に入りさえすれば、皮革もビニールも大体何でも縫える、頼りになる子です。
もうかれこれ20年以上のおつきあいになりますが、壊れ知らずのいい子です。
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