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6月8日水曜日の夜
初めて姿を見た君は、
ヘッドライトを浴びて金色に見えた
小さな毛玉が広い交差点を駆け抜けた
信号は変わったばかり、ドライバーはたぶん
君が渡りきったのを確認してから
発進したんだ。
すき家の駐車場に止まっていた白い車の
タイヤハウスに隠れてた
抵抗したけど胸に抱え込んだら大人しくなったね
いまだに軽くくるんで抱くと大人しくなる
どこでそうしていたの?
観念しているだけなのかな。
次の朝病院に連れていってもらって
また怖い目に遭ったんだよね、もう一匹のこは
手を見ただけで威嚇しまくり
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うちで預かることになった君
ケージから逃げ出しては隠れてしまうの繰り返しで
あきらめてフリーにしたら、あっという間に猫たちには
受け入れられたね。
点眼も投薬もお利口さんにできた
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それでも私が動くたびに反応して、心を許してくれなかった君が
Y様に頂いたちゅ~るを見せたら、自分から近づいてくれた
そして、もっと頂戴って手をちょいちょいしてくれた。
それが、ついこのあいだのこと。
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君は、いらない子じゃないし、厄介払いをしたい子でもない
絶対幸せにならなきゃいけない子だ。
うちは、君にとってすこしばかりは居心地のいい場所かも知れないけど
ごめんなさい、私にはこれ以上の力がない。
七夕の日にお別れするのは不思議だけれど
そして、家に帰っても君がいないことには慣れることができなさそうだけれど。
今回のように直接保護の経験は少ないですし
人なれしていない子の預かりも数えるほどです
今回の経験で改めて多く保護されてきた方々に頭が下がります
ボブという名のストリートキャットで
野良ネコを保護したらまず連れて行くような医療施設というのが
出てきますが(有料だったけど)
そういうところが日本にもあったらな、といつも思います。
日〇の猫バンバンも、雑誌にキャンペーンの広告を出すお金があったら
その分寄付してくれたほうが・・と思ってしまう
すき哉君,いよいよ今日の日が来たよ。
少しくらい、泣いてもいいですよね。
追記:プロフに載っていない向かって左の子は誰という疑問をお持ちの方に
この子は昨年の3月に里親募集した子達のうちネコジ外で知人へ里子に出した子です
GWに急用でお伺いしたら楽しそうに外で遊んでいました
お約束と違うので、守れないならという事で
お返しいただきました
(義親様がトイレをうちの中に置くことを許さなかったそうです)
名前はタバサ・・永遠のお留じゃなくて乙女です。
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