
ゆきちゃん、はっちゃん親子、あらためつぶちゃん、こつぶちゃんの里親探しのお話。
私にとっては記念すべき里親会で里親さんを探せた第一号。
この日記を始める前のことなので、ここには登場していませんが、里親探しに苦労されてる方、私みたいに新米猫ボラで里親探しに自信がないために保護する事を躊躇されている方の励みになれば、と思い、少し前の話ですがシェアしたいと
思います。
幸運はどこに転がっているかわかりません。
私は、それは私達人間ではなく、その猫が持つ運だと思うようになりました。 人間が諦めたら猫の幸運も訪れません。
実は私も、3年前に初めて外猫を保護して里親探しをしようとしても良い出逢いに恵まれず、知人におしつけたり、家庭内野良のままうちに溜まってしまった子が2匹。それ以来、絶対保護はしないと思っていたところに、人慣れしたこの2匹に出会いました。 今から振り返れば、特に売り出しポイント高いとは言えない平凡な、しかも大きめの親子、しかも、私はというと、ネットワークも経験も少ない新米ボラ。 それなのに比較的トントン拍子に幸運が舞い込んできたのです。
そんなこともあるのです。諦めなければ。
保護してなければ、今頃は闇業者の手にかかっていたかも。その周辺の野良猫がごっそりいなくなった、と聞きましたから。
去年の11月、 知らない餌やりおばさんから自分の餌場に食べに来ている親子がいて未手術だと聞き、捕獲、手術を手伝うことになりました。人慣れしているというので、私としては手術後放すのは忍びなく、しかし保護場所はなかったので、餌やりおばさんに、私が手伝うから保護して里親探しをしたらどうかと言ってみたのですが、飼えないしそこまで関われない、放してくれと言われました。一縷の望みをかけ、病院に手術入院している間にSNSで里親または預かりを探してみるも、2日では見つからず、仕方なくリリースしました。
しかし、私はTNRで慣れた子を放したことがなかったので、その後どうしてもその親子が気になり、預かりさんが見つかれば保護して里親探しをしようと決め、猫は外にいる状態のまま、FBで里親または預かりさんを呼びかけてみました。
猫好きの優しい人は皆すでに沢山の猫を抱えているので、なかなか見つからなかったのですが、しばらくして、預かりますと手を挙げて下さる方が現れました。全く知らない人でしたが、ある猫グループでよく発信する人でした。その発言内容からして、本当に猫のことを思い、沢山救ってきた信用できる人だと思っていたのでお願いすることに。
すでに沢山保護猫抱えていて大変だったでしょうに、そして、私のことはFB以外では見ず知らずなのに、本当に有難く思いました。
それですぐに親子を保護しに向かい、病院で検査。うちに3時間ほどいて、すぐにその預かりさん宅へ。12月22日でした。
親猫二歳位、子供9カ月。保護する人も少ない年齢です。
病院の先生も、これだけ大きいとなかなか保護してもらえないのによかったな、と、ママ猫の方に言ってました。
かくしてこの親子は、奇跡的に保護され、奇跡的に預かりさんを見つけることができたのです。
名前はママがゆきちゃん、
子供がはっちゃん、
二人とも性格はなまるの良い子でした。
しかしここで終わりではない、里親探しはここからなのです。
長くなるので つづきはまた。


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