

奇跡的に預かりさんが見つかり、やっと再び保護した親子、仮名ゆきちゃん、はっちゃん。無事にこの日まで生き延びていてくれて良かった。
餌場が車道に面した駐車場だったので心配でした。
預かりさん宅は隣の区。 偶然にも近くてそれもラッキー。預かりさんからは、早く里親さん見つけてください、情が湧くとつらいから、と。
そうですよね、そうですよね、私なんか、この子たちに初めて会ってから一か月、うちに入れたのはたった3時間なのに、あまりに性格が良いので、もう情も湧きまくり。自分で飼ってあげられない分、余計可哀相で思いが強くなります。
早速里親募集を開始です。どんなに人慣れしている性格良い子でも、ネット募集や貼り紙では簡単ではないのは経験済み、里親会に参加させてもらわなきゃなと、思ったところに、またもう一つの有難い奇跡が。
保護したのは12/22,
その翌日に、よく里親会を開催している団体の猫イベントにお手伝いボランティアに行くことになっていたのでした。この団体とは特につながりはなかったのですが、昨年夏あたりに、もっと自分にできる1日で終わるボランティアはないかと探していたところ、この団体が主催する里親会に一日限りのお手伝いでもオッケーという募集を見つけて手伝ったことがあり、12/23のイベントにもお手伝いに行くように前から申し込んであったのでした。
それでお手伝いに行った当日、団体の代表に、前日に保護した話をすると、まあ、それは旬な話!と次回の里親会への参加を快く許可してくださいました。
そのタイミングの良さもこの子たちの強運!
翌月の1月に里親会初参加。
預かりさんが、可愛い首輪を手作りしてくださいましたが、その時は猫たちも緊張して愛想悪く、ご縁なし。
私も預かりさんも、ぜひ仲良し親子を一緒に迎えてほしい、という思いがあり、それを条件にしていたところ、2匹一緒だとハードルが高い、その条件を外した方がよいとのアドバイスもありました。 でも、外でも預かり先でも本当に仲良くいつもくっついている2匹をどうしても離す事が出来ませんでした。
条件を変えないまま一か月半経過。やっぱり東京は厳しいなと思い、実家がある地方都市で、常時里親募集タイプのミニシェルターを、経営する店舗でやってるという知り合いに相談したところ、連れて来れればきっと里親みつかるよ、と預かりを申し出てくださいました。いよいよ翌日新幹線で2匹を連れて行こうとしていたまさにその時、
ポスターを見たという近所の人から電話が!! 近所の方だし、電話の応対も丁寧で好印象。 翌日田舎に連れていくことになっているので、できればすぐに会いたいと頼んだところ快諾くださり、私と即面談、夜に猫とのお見合い。
ところが、赤い糸の方かと思ったその方は実は引っ越ししてきたばかり。これから自宅のリフォームにとりかかり、すぐに猫を引き取れるわけではないとわかりがっかり。 自宅準備が出来たら再度連絡をもらうことにし、その間は里親探しを継続させてもらうことに。 この方の可能性も残したままなので、田舎に連れていくプランは中止させてもらい、数日後、東京でまた里親会へ。
なんと、そこで運命の出会いがありました!
感じの良いご夫婦で奥さまだけで来場でしたが、話を聞くと、預かりさん宅からすぐ近く。ご縁を感じました!
猫飼うのは初めてなのに、お留守番長いから大人ネコ2匹で、と、ちゃんと猫の事をよく考えて下さってる方でした。
私も里親会のその場で決まるのは初めてのこと。
アタフタしながら、契約内容や今後の流れを説明。 里親さんからは、 ご主人にも猫に会わせたいとのご要望があり、猫を迎える準備や脱走対策の助言をしがてら、ご主人にも猫に会って頂くため、預かりさんと共にご自宅へ。 ご主人にもすんなり抱っこしてもらい、スムーズに話は進み、無事お届け。
すでに名前も、つぶちゃん、こつぶちゃんと、用意されていました。大人しくとても飼いやすい子達なので、猫初めての人でも問題なさそう。

親子2匹一緒という条件は難しいよ、と、多くのかたに助言いただきましたが、こんな風に一緒に迎えてもらえる奇跡もありました。
里親さんに、ちなみに数ある猫たちの中で、どうしてこの2匹を?と聞いてみると、
「このセット感がよかった」と。😉
つまり、この仲良し親子のくっつき感がよいってことでした。仲良しを離さないでいて下さった里親さんには本当に感謝です。猫の気持ち、保護主の気持ち、預かりさんの気持ちをよく理解して頂いていました。
最初に見かけてから3カ月、保護してから二カ月、里親探しをする側には長かったですが、客観的に考えたら、親子2匹一緒の条件にしては奇跡的な早さだったようです。
それには、全ては預かりを申し出て下さり、里親会、お見合いに搬送や同伴してくださったO様、里親会参加を許可してくださった団体N様、またその里親会で知りあった先輩ボラのO様には、決定のち、何をどう里親さんに助言したらいいのかのご相談にものっていただいたように、
沢山の方のサポートをいただいたことが背景にあります。
この場を借りて、皆様に再度お礼を申し上げます。
ありがとうございました。
それから約半年。きちんと約束どおり、里親様から嬉しい近況報告が届いています。
いつまでもこんなに仲良し親子です。(^。^)


里親さんからは、
足元で一緒に寝てくれるのが夢でした、とか、自分がこんなに猫好きだったとはびっくりです、とか、保護主冥利につきるようなコメントいただき、私も本当に嬉しいです。預かりのOさんにもいつも同時送信して下さっており、Oさんも喜んで下さっています。
里親様、これからも つぶちゃん、こつぶちゃんをよろしくお願いします。
大変な幸運に恵まれた2匹ですが、現実にこんなこともあるのです。
この経験を励みに、また次の保護猫も幸せにするために頑張ろうと思います。😉
もちろん、私にもうまくいかないケースもあります。その子たちはうちに溜まってしまってます。😂
それでも奇跡が起こるかもしれないと思い、また新たに頑張ってます。
皆様も諦めないで頑張ってくださいね。
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