これは、大の猫嫌いだった中年オヤジのゲンさんがひょんな事から二匹の猫を世話することになり、しだいに猫好きへと変貌していく様を書いた実話だよ。
![](/img/diary_image/user_892/detail/diary_11482_1.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
いよいよ、お姉ちゃんが行く事になった大学の入学式が丁度日曜日にあるって事で、ゲンさんも娘が通う大学を見てみたいと思ってね入学式に付いていくことにしたんだ。
そこで困ったのが僕たちの処遇さ。
連れて行っても困るだろうし、置いて行ってもいいものか。
またまた、ゲンさんネットで調べたさ。
そしたら猫は環境が変わるほうがストレスを感じるって事で一泊ならお留守番できるだろうって事になったんだ。
季節も春だし、窓を締め切っていても蒸し暑くはならないだろうということで。たっぷりのお水と餌を用意してお出かけになりました。
さて、初めて見る大学の広いこと。総合大学なので色々な学部があり、たくさんの学生と保護者でごった返してたらしいよ。
そんな時、大雨が降ってね。最悪さ。
お姉ちゃんは新しい学生寮に入っていたからそこへも荷物を届けに行かなければならなかったで、おかみさんが式には出て、ゲンさん達は荷物を届けに行ったよ。
その寮に黒猫のミーちゃんが居てね。寮母さんが可愛がっていたんだ。なんでも前にいた生徒が子猫を拾ってきたまま卒業したので可哀想だから世話をしているってことだったんだ。
だから寮母さん猫の事あまり知らなくてね。ガムテープで抜け毛を取ってあげていたんだ。
とっても綺麗な寮でね、バストイレ付き。贅沢だよ。
下のお兄ちゃんも僕もここへ行きたいと言ってね。
勉強せにゃ来れんのだぞってハッパかけられてたよ。
午後には天気も回復し、身の回りの必要な物をかい出しに行きお姉ちゃんとはしばしのお別れです。
別れ際にゲンさん寮長さんに近くで買ってきたスリッカーブラシをプレゼントしたんだ。
「ミーちゃんをこれでブラシしてあげるといっぱい抜け毛が取れますよ。」ってね。
寮長さん喜んでいたよ。猫が縁ですぐに親しくなれて良かったよ。
そしてゲンさん達は一目散に僕たちが待つ我が家へ急いだのさ。
やっと帰り着いたときは夜になってたけどね、帰り着いたら最初にお部屋に来てくれたのは下のお姉ちゃんだったよ。そして僕たちもいっぱいスリスリしたよ。
何処行ってたのさーって。
でもね、ぼくたちおりこうだったから全然散らかしたりせずにお留守番できたよ。
これでゲンさんも僕たちが安心してお留守番できるって確信したと思うよ。
そんなゲンさんについてはまた次回。
お楽しみに。
※僕たちの近況
![](/img/diary_image/user_892/detail/diary_11482_2.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
日曜日は天気が良かったのでチップ君お散歩に行きました。
公園ではスベリ台もしてきましたよ。
ぼくはお昼寝中でした。
byホワイト
最近のコメント