ここ数年vacanza intelligente賢いヴァカンスと呼ばれ、6月から9月に渡って時差的に取る傾向があり
…飛行機やホテル利用の旅行ならば、料金的にもお得
しかし、やはり人気は8月、北の工場は閉鎖し、帰省中心
ローマのブランドショップもかつては閉店がゾロゾロ、観光客もガッカリの現象でした。
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近所のお店の閉まったシャッターに張られた閉店(休暇)案内、14日から21日まで閉店
こんな張り紙が、ローマの中心部にも並びました。
15日は祝日、この日を中心に、休暇を取る人が相変わらず多いのが現状
…上の張り紙もこの日程
以前はスーパーマーケットの商品補充もなく、月末にはスキスキ…にゃんズのご飯確保に必死でした。
最近はかなりの確率でお店は営業、この近所でも棚が空になることは無くなり
祝日にも関わらず、15日も営業のスーパーマーケットもあります…後ほど買い物予定
かつてはガラガラになったローマの道路も、車の量は減らないとか…。
年々、旅行に出かける資金や、帰省する田舎の無い人が増え、
ローマやミラノ等の都会に残る人たち向けに、日本の“イヴェント”のようなものが増えています。
帰省客に合わせて夏祭りも各地で、数日間に渡って行われます。
浅草の「サンバ・カーニバル」のようなものではなく、教会を中心にした伝統的なもの
…日本の「門前町」と同じく、教会は生活の中心でした。
特に田舎では盛大で、出向く方迎える方共に、心待ちにしているもの
土地によっては、クリスマス以上に大事な物になるとか…。
私が住むのは田舎町、それでももっと田舎へ出かける人もいるので、8月はすこ~し人が少なめ
わが町にもいくつかある教会、それぞれがそれぞれの日程でお祭りを開催、
今開催中の教会は、我町の中心的存在、運河沿いの旧市街にあります。
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昨夕、田舎祭りの様子を日記にするために、ひさ~〜〜しぶりに出向いてみました。
盛りだくさんの画像、パラパラばかりで見難く、ごめんなさいm(_ _)m
時計塔の2つの時計は、両方共長期間にわたって停止、指す時刻が異なります。
これはイタリアのどこでも見られる現象、まだ辺りの明るい19時半でした。
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教会の対岸でバシャバシャ撮影、少々暗くなるまで粘り、橋を渡って“縁日”の開かれている側へ。
約1kmの運河沿いの真っ直ぐな道路にずらりと並んだ出店、安物衣料や生活用品を売るものが多く
以前に比べて、格段に増えているようです…それだけ人出がある
昔々、お店が無かった時代は、
こういったお祭り時に来る、いろいろな出店でのショッピングが楽しみであったとのこと
今も、毎土曜日にはこの街でも開催される、生活用品を売るメルカート(青空市場)の習慣は残ります。
メルカートは、ブランド半端物を低価格で探し出す絶好のチャンス、
私の着るものはほとんどがここで調達、かなりの若づくりです。
コンサート用にステージも用意され、ロコには思わず苦笑が浮かぶ、田舎臭い“船上レストラン”も満席
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お祭りには欠かせない風船、毒々しい色のキャンディや落花生、綿菓子、焼きとうもろこし
…私の好きな、香ばしい香りの焼きイカはありません。
昭和の半ば生まれには懐かしい、射的やミニ遊園地も登場…赤いマットの上は“牛”、ロデオです。
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丸天井は教会、昼間見た時にはドラゴンかと思った天使のイルミネーション、漁船
…典型的なこの街のお祭り風景です。
今日がハイライト、何事も無ければ夕方、再び撮影に出かける予定
明日の日記で報告です。
最近は一眼を持ち出すことなく、ライカのレンズ装着のコンデジでの撮影ばかり
こんな下手くそで、ブレた画像にも関わらず、foto di gattinaとサインを入れてみました。
しかしお気に入りの画像に入ると、なんとなくご当地絵葉書風、プロになった気分です♪
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