野良猫が捕まえようとし、小鳥は逃れる為に必死にバタバタと逃げている様子。
どうしよう・・・・鳥を助けるべきか・・・私達夫婦が手を差し伸べた所でこの鳥は助かるんだろうか・・・
野良ネコだって生きるための行為・・・・・
コレがもし、ネズミだったら?? カエルだったら?? 助ける?
色々な想いが頭をグルグルと巡りました。
でも、本当にお腹が空いてたら、すぐに仕留めて空腹を満たすでしょう・・・きっと遊んでるんだ。
そう思った時には、ダンナは既に懐中電灯を手にあっという間に鳥を探しに行ってました。
私もすぐに後を追い、住民に怪しまれない様にちょっと大き目の声でダンナに話しかけながら鳥を探し、保護しました。
その時、懐中電灯の明かりで照らされた端を小さなネコのお尻が走ります・・・・
親猫の影の様なものも一瞬見えた気がします。
「あ!! 狩りの練習してたのかも・・・・・」
なんともいえない複雑な心境になりました。
自然界の掟に人間の手が入ってはいけなかったのではないか・・・・

保護した鳥はまだくちばしに黄色が残る、幼いスズメの子供でした。
こんなに小さな鳥の子供の世話をするのは初めてです。
雨に濡れた身体をコタツで温め、ハチミツを水で溶いた補液や卵の白身を磨り潰したものを2時間置きに与えて、今日、野鳥保護センターに連れて行きました。
自分達が保護したものを人の手に委ねるのは申し訳ないと思ったのですが、経験の無い素人よりも専門の方に診てもらった方が生きる確率も少しは高くなるかと思い、お願いしてきました。
スズメの子が、元気に大空を羽ばたいてくれるのを祈ります。
”救う命の難しさ”というものを改めて考えさせられました。
なんだか気分が晴れやかになれないので・・・・

「ミッキーまるス」
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