maffunさんのプロフィールを読ませていただき、同じ境遇だとゆうことで、私も天国へ行った桜のことを猫たちのプロフィールに追加しようと決心した。
桜はチンチラシルバー。
今年の4月はじめに突然発作を起こし、発作が出てからたったの4時間ほどでこの世を去ってしまった。
私が仕事からもどったのが深夜2時過ぎ、その時はまだ普通にしてた、もちろん仕事へ行く時もリビングのテーブルの上で私を見送り、変化もなかった。
桜の様子がおかしくなったのは3時ごろ、いつもならいないような場所で寝ている、「サクチャンなにしてるの?」と聞き、抱き上げた時に立てないことに気づいた。
何度も立たせようとするが、腰からくだけるように寝転んでしまう。。。
クッションに寝かせて、タオルをかけ、身体におかしいところがないか見るが特にないし、足が痛いとゆう様子もない。
夜中の3時だが、かかりつけの病院に電話するがつながらない。
電話帳で片っ端から時間外に見てくれる獣医さんを探し電話をするが、1件は時間外受付をしてるのに電話がつながらない。
もう1件は眠そうに男の人がでた、手短に桜の様子を伝えるが「見てみないとわかりませんね・・・」と。
確かにそうだけど・・・と思い、見てもらえますか?と聞くと「来てもらっても原因がわかるかわかりませんよ、朝になればわかる人もきますけど・・・時間外なんで2万円余分にかかりますけど・・・」と言う。
明らかに面倒そうな感じ。
「先生が朝にならなきゃ来ないんですか?」と聞くと「いや~私も医者なんですけど・・・」と・・・。
あまりに曖昧で嫌な感じがしたので、「かかりつけの獣医さんにもう一回連絡してみます・・・」と切った。
その時はまだ桜も呼吸は普通で、ただ立てないだけだったので私も切羽詰った状態ではなかった、でも時間をおきながらかかりつけの獣医さんに電話をかけつつ桜の様子を見ていた。
私も仮眠をとろうと思い、桜の顔の前に頭を置き、桜の息がかかるように横になった。
その時桜の両手が私のほほに触れた。
いつも甘えるときにそうするように私の顔を触り、気持ちよさそうに目を細めた。
そのすぐ後、桜の呼吸が荒くなってきた。
私は背中をさすりながら桜を励まし、先生に電話をかけ続けた。
かなり呼吸が荒くなった6時半ごろやっと電話がつながった。
先生に事情を説明すると、すぐ連れてきて!と。
慌てて桜をタオルに包み、抱き上げようとするが、苦しさのせいか暴れてゲージに入れることができない。
半分泣きながら、仮眠をとっている彼を起こして私は桜を抱きしめて病院へ向かった。
病院までは車で5分ちょっとの距離、でも桜の痙攣がひどくなっていく。
「桜がんばって!もうすぐ先生のとこにつくから!」と声をかけながら向かった、病院に着く寸前に大きな痙攣があり、桜の息が止まった・・・。
私は病院に駆け込み、先生に「息がとまっちゃったんです!」とつげた。
先生は心臓マッサージを何度もしてくれたが、桜は帰ってこなかった。
心臓の発作だった、こんなに急な発作はないはずなのに・・・と先生は言った。
もし間に合っても進行していて助からなかっただろうと。
私は桜を助けることができなかった。
よくない対応なだけでやめてしまった病院に行っておけばよかった、もっと桜をちゃんと見ていなかった私の責任。
桜の上にいたクリもひどい口内炎で亡くしていて、クリは長い闘病生活の末に苦しんで亡くなっていたので、私は桜の様子がおかしくなったときにも、後悔はしたくないと思いそばにいた。
でも私はそばにいながら桜を救えなかったことを今でも悔やんでいる。
桜が手を伸ばしてきたとき、きっとお別れのあいさつだったのかもしれない、と思う。
桜の咲き誇る春に生まれてきて、桜の一番満開な時に天国へと旅だった。
まだ8歳とゆう若さで、苦しい思いをさせてしまって本当にかわいそうだった。
あれからもうすぐ5ヶ月になる、でもいまでも桜がいない?と一瞬思ってしまったり、あれ?1匹足りない・・・。
みたいに思い、そのたびに悲しくなる。
今、桜は岐阜にある山千院とゆうお寺さんにいる。
たくさんのガーベラで飾られた桜は、ホントに眠ってるようにしか見えなかった。
すごくきれいで、毛をなでるといつもの桜だった。
でも桜は天国へ行ってしまった。
お寺さんが引き取りにきてくれたとき、ブルーだけがお坊さんのひざに乗り、桜を何度も見て「おかしいな?」とゆう顔をしていた、桜に育ててもらったマディも発作のときは近づかなかったのに、あいさつをしにのぞきにきた。
ブルーは発作をおこしてからずっと桜の毛に顔をうずめたり、周りをうろうろしていた。
他の猫たちもわかっていたのかもしれない。
クリが亡くなり、その後は6年間みんな元気に生きていたし、病気もしなかったので私も意識してみていなかったのかもしれない。
桜は我が家のボスであり、私の中でも特別な存在だった。
5ヶ月ちかくたって、やっと猫たちも桜のいない生活に慣れてきた。
これからもちゃんと意識して1匹ずつを見ていきたいと思う。
長くなりましたが、読んでくださった方、ありがとうです。
今回の桜の死で改めて思ったこと・・・人間には緊急医があるのに、なぜペットにはないのか?
今はペットといえど、家族のように過ごしている家庭がこんなに多い、それなのに深夜に見てくれる獣医さんはものすごく少ない上に今回のような嫌そうな対応や電話がつながらないことが問題だと思う。
もちろん前提には飼い主の健康管理があるけれど、家の猫たちを見ているかぎり、具合が悪くなるのは深夜が多い。
もっとペットにとっていい環境ができればと願う。
亡くなる数日前の桜。

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