私はというと犬サイト猫サイトから離れ、現実逃避の日々。
我が家では旅行部活動と呼ぶのですが、行く予定もない国のホテルや飛行機を調べて旅程を組み、
予算立てするという不毛な活動をしていました。
この2週間でフィンランドとモルディブに妄想旅行してきましたよー。(遠い目)
ラブとお別れの日は笑顔で「行ってらっしゃい」を言うことができました。
帰りの車で息子は静かに泣いていたけど、夫と私は平静を装っていられたと思います。
帰宅した時に、主を失った犬グッズがあると辛くなるから出発前に片付けるべし!
という先人のお言葉通り、ケージやおもちゃなどを前日のうちに仕舞ったり捨てたりしました。
そのおかげか、少ししんみりはしたけれど思っていたほどではなくて、
なんだ、拍子抜けだーって思いながら、洗面所に入ったんです。
ふと床に目をやると、朝、ラブがつけていった土のついた足跡が残っていました。
刹那、言いようのない喪失感が襲いました。
涙が止まりませんでした。声を出して泣きました。
それからはもうダメです。
泣くつもりがなくても、事あるごとに涙がこぼれます。
きわめつけはGoogle先生。
仕事前は泣いて目を腫らしたくないのに、出がけに「この日の思い出」とか言って1年前の写真を勝手に見せてくるんですよ。
何かの陰謀ですか?

しかも白目のシオンをチョイスしてくるあたり、悪意すら感じますよ先生。笑
悲しいわけじゃない。寂しいともちょっと違う。
恋しい。ただひたすらラブが恋しいです。
陽だまりのような愛にあふれたあの日々に帰りたい。
ずいぶんと愛してもらっていたんだと、いなくなって初めて気づきました。
信頼されて寄り添って、面倒を見ていたつもりが支えられていたのは私でした。
心配していたシオンは、当日だけ玄関を何度も見に行っていましたが、あとはいつも通りでした。
逆にのびのびいきいき、無防備になったのがエリ子。


シマちゃんは笑えるくらいいつもどおりで、シマちゃんはシマちゃんだなあと感心。
お別れ前日に写真館で撮ってもらった家族写真が出来上がりました。
ラブとにゃんず代表でシオンを連れていったのですが、
なかなか一緒にフレームに収まってくれず途方に暮れました。
ていうかもうラブさえ写ってればいいですよーと投げやりになりましたが、
カメラマンと助手さんの執念のおかげで奇跡の一枚が撮れました。

ラブちゃん、いい笑顔。
もう一緒には暮らせないけど、心はいつでも繋がってるよ。
貴女をずっと愛してます。

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