好結果を迎えられますように…切に願っています。
私の家の庭には、ノラ姉妹2匹…PANDINAとSANDRINA…が棲みついています。
近所の“ネコ好き”おばさんが、餌やりをして増えた子たち…
一度スーパーマーケットで大量にフードを購入する人と出会い、
よく見たらそのおばさんであった…遠目に見るだけなので、声を聞かなければ気づかなかった^^;
塀の上にプラ皿を乗せての餌やり、風で舞い、空き地とは言え塀の反対側の地主には大迷惑…。
私のアイコンになっている“半猫”SANDRINAは、3兄弟の中で最も小さく、
おばさんがご飯をあげなければ、成長はしなかったと見ています。
おばさん、一大決心をしたようで、避妊手術をすることになりました。
3兄弟のうち、ロン毛の子はどこかに貰われ、PANDINAも人懐っこく避妊に成功、
問題のSANDRINAは臆病で触れない…
庭や塀越しに、大声で私に協力依頼、日にちを設定しました。
私も餌やりで手なずけようとしましたが、絶対に無理
当日ザルをかぶせて捕獲、約束の時間におばさんの自宅にお届けしたところ、誰もいない…_| ̄|○ il||li
愕然としましたが、このチャンスを逃すと、次は無い
即座に掛かり付けの獣医さんに懇願して、急遽避妊手術に持ち込みました。
まだまだ小さいと思っていましたが、4匹妊娠中
先生は私への連絡もなしに当然のごとく堕胎、当時10匹以上のお外猫のお世話をしていた私
産まれていたら、私のキャパを十分に超えていました。
あれからかれこれ12年…多分
要領の良いPANDINAは時々姿を見せませんが、相変わらずなつかないSANDRINAは“常駐”
猫小屋、ベッド、飲水、ひろーいトイレ(庭)付き、食べ放題、出し放題(笑)
居心地は悪くないようです。
朝はドアをガリガリひっかき、ご飯は催促すればするだけ出てきます。
姿を見かけないことは、ほぼ無いのが当然になっています。
2日、早朝に出かけ、深夜に帰宅
いつもなら、ナーナー鳴いてご飯の催促をするはずのSANDRINAの姿が見えない
翌朝も、ガリガリが聞こえず、ドアを開けるとPANDINAだけ
???
夕刻帰宅、やはり姿が見えません。
間違いなく何かあったハズ…
4日朝、ドアを開けると、ドア横の猫ベッドに入っているのを見て、ホッと一息
しかし、いつもの「ご飯くれ」コールが無い
80gの猫缶をゆっくり1つ食べ、どこかに消え、翌日夕刻まで姿が見えません。
顔を見ると、具合が悪そう…しかし、捕獲はできないので、獣医には連れていけません。
救いは、姿を見る機会が増え、食欲も少しずつ出てきている様子
今朝は、ガリガリはなかったものの、ドア前にはちゃんとスタンバイε-(´∀`*)ホッ
弱々しいながら、ご飯の催促
ゆっくり食べる様子を見ていると、音をたてる…顎の骨を折った可能性があります。
これは既に他の猫でも経験済、獣医さんによれば、食事ができるならば放っておいても構わない、
…当然、手術をしたほうがいいけど…
とにかく、隠れることは無くなり、庭の何処かで姿を見ることができ、
姿を見れば、呼び寄せてご飯を食べさせています。
ご飯はもらえていたとは言え、ノラのママの元、誕生直後の自然淘汰に生き残った丈夫な子
避妊手術のみですが、食べるものは欠かすことがなく、健康に恵まれて生きてきました。
これが生粋のノラならば…
具合が悪ければ、体調が回復するまで飲まず食わずで何処かに隠れている
体力勝負、回復しても、まずはご飯探し
病気が勝つ場合もあり、残念ながら息を引き取る可能性もあるでしょう。
先日、日本の野良猫の厳しい状況について、紹介いただく機会がありました。
自分の周りの、のんびりした“ノラっぽい”子しか知らない私
改めて、野良猫の試練について、考える事になりました。
SANDRINA、ラッキーだよな…しみじみ思っています。
SANDRINAの姿が見えなかった日のアルバイト時に撮影

夕刻のサン・ピエトロ寺院、カリギュラ帝(在位:37~41)のオベリスク…エジプト産
世界に30本あるオベリスク、ローマには13本あり、このオベリスクだけが中世を通して倒れることなく、
ずっと立ち続けてきたとのこと。
後ろに太陽が隠れ、飛行機雲もありちょっと自慢の写真が撮れました(^^♪
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