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茶々が我が家に来てくれてから、ちょうど4年が経ちました。
4年前の我が家は、毎日がピリピリしていました。
長男が学校でいじめられて、不安定に。
次男は、長男の事で心を痛めている私を見て、色々と我慢していたと思います。
甘えん坊の三男は、思う通りにならないと泣き虫に。
夫は激務で、心身ともに限界でした。
毎日の息子たちの育児で疲れ切っていた私だったので、「猫をもらってくれない?」というお話が来た時にはずいぶん悩みました。
が、セラピーキャットという言葉もあるし。と夫が受け入れて、茶々が我が家にやってきました。
それ以来、我が家の空気が激変しました。
長男は、茶々と遊ぶ内に心が軽くなりました。
茶々の写真を学校のお道具箱にも忍ばせて、しんどくなった時には見ていたそうです。
先生方のご尽力もあってですが、苛めはすっかり治まり、友達もでき、今では毎日穏やかに学校に通っています。
次男も、茶々に癒されて、言いたいことをきちんと言葉で言えるようになりました。
三男は「僕は茶々のお兄ちゃんになったんだから、泣かない!」と宣言し、わがまま泣きが減り、毎日欠かさず茶々のご飯を用意してくれるまでに、成長しました。
そして私自身も、茶々を抱っこするたびに、その重みと大きさと柔らかさと温かみから、息子たちが産まれたばかりの頃を感じ、産まれてきてくれて嬉しかった気持ち。そして、ただただその存在が愛おしかった、当時の自分の気持ちを思い出す事が出来、息子達にも優しくなれました。
兄弟げんかをすると、悲しげに鳴く茶々。
私が息子たちに怒鳴ると、息子たちの前に立ち、私に向かって怒った声で鳴く茶々。
茶々のおかげで、我が家から喧嘩の声が激減しました。
落ち込んでいる家族がいると、そっと膝に乗りゴロゴロしてくれる茶々に、どれだけ救われた事でしょうか。
茶々を中心として、今では穏やかな空気が我が家には流れています。
とにかく茶々には長生きしてほしい。
今、家族全員が望むことはそれだけです。
ちょうど4年を迎え、独り言の様な日記を書いてしまいました。
茶々には、感謝してもしきれないです。
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