そこで僕が覚えている三世代に渡った猫ちゃんのことを書きたいと思います。
物心ついた頃から猫ちゃんがいました。
父の実家に行くと、白黒のブチのメスネコがいました。
それが「ブー」です。
性格がとてもおだやかで、頭もよく人見知りもしない猫でした。
冬になると炭の掘りごたつの中で寝ていて、よく軽い一酸化炭素中毒になってふらふらと出てきたのを覚えています。
狩りの名人でもあり、ネズミを食べていたせいか、いつも毛艶がよかったです。
半ノラだったのですが、13歳くらいまで生きました。
そしてその子供である「アカブー」がネズミから家を守ることとなりました。
アカブーもブーと同じく女の子で、柄はホントに赤いトラ柄で、少しサビが入っていました。
性格はブーと正反対でビビリで人見知り。あまり抱っこもできず、正直想い出という思い出はありません。
しかし一つだけ思い出が…。
アカブーが子供を産みすぐのことです。
僕は出産でお腹が減っているだろうと思い、じいちゃんに許可をもらいアカブーの産床に行きました。
その当時は僕も小さく、知識もなかったため、産後直後の猫は非常に危ないことを知りませんでした。
ダンボールの中で赤ちゃんの世話をしているアカブー。
僕が来たのがわかると、鋭い眼光で僕のことを睨みつけます。
「来るな!来たら攻撃する!」と言っているようでした。
しかし、「ウ~」とも言わずただ睨み続けるだけ。多分体力がなかったのでしょう。近づくのは容易でした。
持ってきたカッ○えびせんを差し出すと、パクリと食べました。
その後も10本くらいパクパクと食べ、お腹も満たしたのか表情が少し穏やかになったような気がしました。
食べ終わるとひとなでして「また来るよ」と言って僕は帰りました。
しかし子猫の成長は早いので、何ヶ月かした後行ったときにはもう子猫ちゃんはいなくなっていました。
そしてアカブーの後を受け継いだのがオス猫「トラ」です。
名前のとおりキジトラだったのですが、胸からお腹にかけてが真っ白でした。
とても元気がよく家中を走りまわっていました。
やがてアカブーも8歳くらいでこの世を去り、トラだけが残りました。
それから二年くらい経ったある日、市の区画整理のため、父親の実家のあるところの住所がなくなることを知りました。
当然引越ししなければなりません。そのことを知ってか知らずか、それが決まったとたん、トラは姿を現さなくなったそうです。
「オスだから放浪の旅に出たんだろう」とじいちゃんは言ってましたが、それは多分、トラ自身が自分の家がなくなることを悟り、ノラになる決心をしたのだと思います。
引っ越してからは、じいちゃん達は猫を飼うのをやめましたが、元気に今も暮らしています。
でもやはり夫婦して猫が好きで、猫のカレンダーとかを持っていくと喜びます。
リュウさんにも一回会ったことがあり、大変可愛がっていきました^^
そんなじいちゃん達の為にも、早めに猫カフェをオープンさせて、自分のお店に招待したいです。
そのためにはまずは試験に合格すること。試験は12月…。テキストもいよいよあと20ページくらいで大詰めです。合格できるといいな。
昨日のリュウさん。僕の部屋のいつもの場所でまん丸くなってお寝んねです^^う~ん黒い(笑)

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