ポフっとした感触。初めての手ざわり。
先生、活躍してるタマタマってどんな感触ですか。
猫フグリに想いを馳せし初夏の夜。
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そんなわけで(どんなわけだ)、黒にゃの術前検査へ行ってきました。
保護直後に行った血液検査では、白血球が多く(感染症)、貧血気味とのことでしたが、
今回の検査では改善されてました!
体重3.15kg→3.45kg。肝臓と腎臓の数値もレントゲンも正常! 嬉しい。
去勢手術の時に眼の手術もしたいと話してあったのですが、
感染症もおさまっているし、やらなくても大丈夫でしょうとのこと。
このまま綺麗にまぶたが閉じてくれることを願います。
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手術日は、七夕になりました。
あと1週間かー、長いなー。発情中の猛アピール、激しいんですよね。
彼はどうやら私のことを雌猫と思ってるみたいで、横になってると寝技仕掛けてきます。
昨夜は決定的瞬間を見てしまいました。
夜、黒にゃをフリーにして私はソファで寝転がってると、お腹の上に乗ってゴロンゴロン。
ふと黒にゃを見ると、股間に紅いルビーの原石がっ。(官能小説か)
せっかくなんで、指で剥いて観察させていただきました。(変態か)
すると、紅いルビーに無数のトゲトゲ! まさに発情の証しです。
去勢済みの子はツルツルらしいです。
写真撮ろうか迷ったんですが、黒にゃがとても傷ついた顔をしていたのでやめました。
ご、ごめんなさい。
百聞は一見に如かず、ですね。
交尾の時、トゲトゲの痛みで逃げないようにオスはメスの首元を噛んで保定します。
それが元で、致命傷となる咬み傷がつくこともあるそうです。
交尾も出産も子育ても命がけ。
飼い猫の赤ちゃんを見てみたい、自然に任せたい、健康な体を切りたくない、
誰もが思うこと。
でもそんなぼんやりとした自分の価値観よりも、
目の前の日常と彼らの生涯を守るために不妊手術を受けることの方が大切だと思うのです。
ホルモンに突き動かされて、アオアオ鳴き続ける黒にゃを見て、強く感じました。
だって、どう見たって幸せになりたくて鳴いているようには思えないもの。
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ソファの縁に頭を乗せてると、ケージから手を出して私の頭をポンポンと叩いてくる黒にゃ氏。
お茶目で可愛い私の養い子。
君を早く、性ストレスから解放してあげたいです。
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