今朝も同じように庭に係留~。
チーも慣れてきて、外に出たからと興奮することもなくなってきた。
そんな油断があった・・・。
ふと見るとチーのハーネスがもぬけの殻!
どんなにきついハーネスをつけても猫という奴は体が柔らかいので、抜け出すのは簡単。
でもチーは無理に抜けでようとする気はなく、時々何かにひっ引っかかってハーネスから抜け出た時もその場でのんびりしている。
・・・はずだった。
チーが見当たらない!
こういう時に限って、クルマで出かけた人が門を閉めて行ってくれてない。
「チー! チーちーゃん!!」
返事がない。
白が出てきた。
「白ちゃん、チーがいないの。一緒に探して」
倉庫を見ると、トラが寝ている。
「トラちゃん、チー見なかった?探してくれない?」
お昼寝を邪魔されて少し不機嫌そう。

※1
「仕方にゃいわね」
トラも出てきてくれた。
一通り庭をあちこち探して見あたらないので、門から外を見る。
畑のほうかな・・・「チー!」呼びながら探す。
振り返ると白とトラも来てる。
白は先に走っていく。
トラは畑の中を覗きながらついてくる。
焦るけど、白トラが一緒にいてくれると心強い。
トラが止まる。
トラはある場所から先にはいかない。
戻ってくるのをじっと待っている。
・・・そうだね、チーもそんなに遠くまで行ってないかもしれないね。
家に向かって歩きだす。
後ろから白が走ってきて、追い越していく。
とりあえず、門を閉めて、再び庭の中を探そう。
クルマの下を一台ずつ丁寧に見ていく。
チビ猫のいる自転車小屋の方へ向かう。
・・・居ないねぇ。
ふと見ると灰色の塊が草むらの中に見える。
いた! チー、いたよ!!

ハーネス抜けちゃうと首輪もしていないから、野良と区別がつかなくなっちゃうね。
そっと抱き上げて、ベンチにのせる。
やれやれ~~
カメラを持ってきて撮影。
こっちの心配なんかまったく気にしてないチー。

チーはクリチューとかをカサカサさせても飛びついてこない。
これからの課題は「呼んだら返事」「呼んだら来る」だね。
いつもチーが「なぁお?なぁお?」と呼ぶと人が行って「どうした~」って聞いてたけど、その逆ができないとだめだね。
白トラはニャアがついていたから、いつの間にかそういうことが身についていたけど、チーはこちらが目的をもって教えないとだね。
お部屋でのんびりするチー。

チーは白トラのように言葉を理解してくれるようになるのかな。
少しは言ってること、わかってる?
炎天下の中、アスファルトの道路を歩いてチーを探してくれたトラ。
「チーが見つかったよ」って言ったら、元の倉庫に戻ってまたお昼寝に突入~

ありがとね。
チーに厳しく当たるけど、困ったときには協力してくれるね。
白はカメラを持って戻ったときにはすでにどこかへ隠れて呼んでも出てこない。
君たちは、困っている雰囲気を感じて一緒に探してくれたのかな。
もうすぐ4年のお付き合い、猫は人間の2歳児位って聞いたことあるけど違う気がしてた。
やっぱり君たちはもう大人だよね。
人間の息子たちと同じくらいに感じるね。
※1 その時の様子を再現してもらったものを撮影したものです。
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