感染症検査もかなり確定的な結果が出る頃です。
前回は野生動物丸出しな受診でした。
だがしかし、チビ猫、この二か月間の厳しい家猫修行を耐えたので、今日は白トラチーの主治医のところへ。
他にもたくさん、患畜はいるし、綺麗なお姉さんはいるしね。
果たして、チビ猫は家猫らしく受診できるのだろうか。
まずは、チビ猫をガッっと抱き上げキャリーへ。
一瞬、ガルル~っと暴れた気がしたがまずは合格。

車に乗せる。
「あ”~お、あ”~お」なかなか大きな声が出る。
いつもはシャーかサイレントニャー、うまくいって「・・・ぁ・・・ぁ」
もしかしてこの子は声を失ってしまったのではと危惧していたが、そんな心配は払拭された。
多少の「ウ”--ゴォーーー」的な唸りは聞こえたが暴れることもなく到着。
問診表のところの「暴れる」「攻撃的」に丸をくれる。
この頃は落ち着いてきたとはいえ、果たしてどのくらい暴れるのだろうか。

ドキドキしながら診察室へ。チビ猫、キャリーの中でできる限り小さくなっている。
話を聞いた先生は洗濯網をそぉ~っとキャリーの中に滑り込ませ、うまい具合に網の中に入れる。
おとなしい。暴れない。
体重1500g。
性別、おんにゃの子♡

念のため綺麗なお姉さん二人が保定のためスタンバイ。
後ろ脚を持ち採血。
鳴かない、叫ばない、動かない。
チビ猫、いいこ~~♡頑張ったよ。
続いてワクチンを。
こちらもおとなしい。
先生も思ったよりもおとなしくしてくれたので拍子抜けだったかな?
とにかく、これで普通の動物病院を受診可能な猫になれたんだね。
良かった~♪
検査結果。
FeLV 陰性。
FIV 陰性。
「よかったですね、先住猫さんがいるお家でも里親候補に入れますね。」
そうねー、募集条件が広いのはありがたいことだね。
うちの子に・・・って何度も考えてきたけど、トラがいまだにチーの事を認めていない。
トラはデリケートな子だから、また血尿が出たら怖いし。
「こういうことは先住猫のことをよくケアしてあげないと問題が起きますからね」
先生も言う。
今は猫屋敷に毎日通って、チビ猫の相手をして、トラ白のお接待をして、チーと遊ぶ。
時間が足りないな・・・。
これから猫屋敷の子たちを、治療、避妊去勢していかなくちゃならないから、ますますチビ猫に使える時間がないよ。
まして、トラ白と仲良くさせていくためにかける時間はないな・・・。
ゴメンね、うちの子にしてあげたいけど、今は余裕がないよ。
せっかく手から美味しいものを食べてくれるようになったのにね。

手のひらには美味しいものがあるって知って、抱っこは怖いけど、自分から膝まで乗って来てウマウマできたよ。
毎日唸られてばかりで、気が滅入ることもあったけど、今となってはチビ猫だって怖かったんだもん、仕方ないよね。
今日はいろんな人に囲まれて、痛いこともされちゃって、大変だったね。
だけど、今日の受診がチビ猫が里親様募集ができるかの最終試験だったんだよ。
チビコ、見事合格~!!

これからもっともっと可愛くなるけど、それは本当のお家が見つかってからでもいいよ。
早くたくさん甘えられる家族が見つかるといいなぁ。
それはそうと、大きく甘くなるのを楽しみにしていた庭の幸水(梨)。
土曜日にひとつ残らずなくなっちゃった。
テニスボール位の大きさになって収穫までもう少しだって思っていたのに。
誰だよ?カラスか?トンビか?(トンビじゃないか)
完成を待たずに手元からなくなる・・・梨もチビコもそういう運命なのかもしれない。
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