Y「...、...、...、...。」
T「ねえ、ささ、わかってる?」
S「...、...、...、...。」
T「帰ってみると、どことなく『借りてきたネコ』の風体で、ある者はよそよそしく、ある者は甘えっぽくすり寄って来たかと思えば、これだ!」

T「ちゃんとしまうモノは閉まって、買ってきた物は、綺麗に積んで置いておけば...泥棒でも入ったかと思ったじゃんよー!!」
Y「つい、美味しそうな香りがしたモノで...。」
T「ついだぁ~!!どこの口が言ってる!!」
S「にっ、この口。」
T「あ!ささの口、光ってる、なんで?」
T「...これだ。」
写真奥に見えないけれども、勝手口玄関には、スーパーバッグは、ずたずた。サイエンスやピュリナが入っていた袋もカタチがないぐらいに裂かれていた。その一つが、扉の前にある唯一?カタチあるモノ?
その端が、ささの前歯にくっついて、『にぃ~」と笑うと、エナメル緑色の歯が見える。
T「これ!んこに出てきちゃうよ!出しな。ガムじゃないんだから!!」
S「いやじゃぁ~、いやいや。」
T「いやじゃねぇ~!!」
Y「とーちゃんに、おしり叩かれる前に逃げよ。」
T「まてぇ~、逃がさんぞ!!おしりペンペンしたるわ!!」
どうやら、ささが、引き戸を開ける術を学んだよう。この一件以来、何度も進入し、怒られ、進入を繰り返している。今朝もそうだった。ご飯を食べ終わったら、物音せず。「はっ」っと気がつけば、「に~」と台所で笑っていやがる。
ただ、開ける術は学んでいるが、天敵もいる。それは(とーさんではない)、掃除機の先端。これを立てかけておくだけで、ビビって手が出せない。賢いのか、そうでないのかの判断が付かない。
とにかく感謝される労働が、イイと思った。
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