今度こそ!やるぞっ!!

明日こそ、猫屋敷の大人猫たちを一斉避妊、去勢する!
チャトラ、立派なタマタマもこれで見納めだねぇ。
猫屋敷、奥様とだいぶ仲良くなっていろんな話をしてもらえるようになった。
避妊、去勢をしてこれ以上猫が増えないように理解してもらえたようだ。
ママ猫達はまだ子育てしてるし、体力が戻ってるかも微妙。
とりあえずは三毛ちゃんから避妊手術を受けてもらおう。
幸にも、先月末ごろから、ご飯前とか、食べてる最中なら油断している三毛ちゃんを抱き上げることが出来るようになった。
お盆前にはこんな会話も。
「そろそろ三毛ちゃんからでも避妊手術を受けたほうがいいんじゃないかと思うんですけど。」
「そうだねぇ、これ以上増えちゃったら困るもんねぇ。○○さんにも、手術しないとまた生まれちゃうよ、とか言われたんだよぉ。」
「じゃぁ、お盆明け早々にでも、手術に連れて行ってもいいですか。」
「悪いんねぇ。助かります、お願いします。」
よっしゃー!とりあえず了解が取れれば、後はなんとかなるし。
早くお盆が過ぎないかな~とウキウキしていた。
ところが・・・17日になってから奥様が言う。
「あのさぁ、避妊手術するっていう話、なかったことにしてもらえないかねぇ。」
えっ?!!
「本当にねぇ、こっちの都合で本当に悪いんだけどねぇ。すみませんねぇ」
どうして?!
「ほんと、すみませんねぇ。」
そればかり繰り返しているし。
去勢しないほうがいいとか、自然な姿のほうがいいとか、そういう方は結構いらっしゃいますからねぇ。
「旦那様が、あれですか?手術はしなくていいとか言ってるんですか?」
「そうなんだよねぇ、悪いんねぇ。」
「手術するとか、色いろ心配だとは思いますけど、今は技術も向上してるし、きっと無事に済むと思いますよ。」
「すみませんねぇ、悪いんねぇ」
くぅーーーーー!!
「ほんとに、よく見てもらってるのにねぇ、・・・・・いろいろとねぇ・・・支払いなんかもあるし。」
そこかっ!!
最後の一言、それが本当の理由か。
猫屋敷の奥様、猫たちを病院に連れて行った時にも、猫餌とか、猫砂を持って行ったときも律義にキッチリとお金を払ってくれた。
「ご苦労様~」ってドリンク剤なんかも毎日いただいてたし。
年金暮らしだけど、そこそこ心配しなくても大丈夫なのかな?と勘違いしていた。
でも違うみたい。
世間に対する見栄、とでも言うのかな。
まして、年下のゾッチャなんかに借りを作りたくない、って思ったに違いない。
色々と話ができるようになって、「ありがとう」って言ってくれたけど、やはりプライドというものはあるよね。
ひとまずは引くべきかな。
「そうですね、またの機会でもいいですよね」

ママ猫達、チビ猫のこぼれたカリカリを拾い食い。
子猫用はカロリー高くておいしいよね。
・・・あ~~~あ~~・・・
「市の助成金が出て、5千円で手術できるならいいね」って言ってくれてたけど、助成金が出るまでの建て替えさえも大変なのに違いない。
なんだかな・・・
もっと諸事情を考えて話を始めればよかったな。
そんなこんなで、落ち込んだゾッチャでした。
次の日(18日)、近所の女性が来てまたしてもラティスで猫小屋を作っていた。
チビチビ猫たちの半分くらいの大きさのケージに入れられたままのチビ猫たちのためにもう少し大きなケージを作ってくれている。
ありがたや・・・この女性、こういうことは本当に豆に動いてくれる。
ある意味、ゾッチャと方向性が違う援助なので本当に助かる。
チビ猫たちの移動が済むまで半日お手伝い~。
昼過ぎにようやく終了~。
良かったねぇ。
ところで、三毛ちゃんが姿を現さない。
昨日、見たのが最後だって言う。
どこに行っちゃったんだろう。
なんかさ、ゾッチャが「拉致ろう」と思うといなくなること、よくある気がする。
気のせいだといいけど。
土日は忙しくて猫屋敷に行けなかった。
今朝、久しぶりに猫屋敷へ~。
「三毛がさぁ、金曜日にいないって言ってから戻ってきてないんだよぉ。」
え・・・?
「道端で事故にでもあってるんじゃないかと、探してみてるんだけど、何処にもいなくて。」
なんと・・・三毛をこっそり拉致ってでも手術に連れて行こう計画は無理じゃん。
じゃぁ、どうしようか。
そのまま奥様と話をしていると・・・。

「ふみゃぁ~ん♡」
チビチビ猫たちのママ、キジトラがごろんごろん。
そしてチャトラがキジトラの後ろ首を噛んでのしかかり~。
「あ”~お~ん・・」
まずい…キジトラ、発情期だ。
授乳中でも来るんだね。
さすがに奥様も「あれぇ、また子が出来ちゃうねぇ~。やだよぉ~」と言っている。
「手術はなかったことに」と言ってたけど、目の前で2か月後には子猫が生まれる行為を見せつけられてさすがに困っている様子。
「そういえば…桐生で保護活動をしている友達に教えてもらったんですけど、猫の避妊去勢手術ができる無料チケットって言うのがあって、ボランティアの獣医さんのところで手術ができるんですって。
そういうのを申請すれば、無料で避妊手術ができるそうですよ」
「へぇ、そういうのがあるんだねぇ。TVとかで見るけど、そういうボランティアしてる団体とかってあるんだねぇ」
「そうですね、調べてみますから、旦那さんにもこの事、話をしておいてもらえますか」
「わかった、有難いねぇ、そういうのがあると。これ以上増えちゃったら、困るもんねぇ。」
「じゃぁ、これで、帰りますね、お邪魔しました~」
そそくさと退散~
その後、銀行へ行ったり、カーブスやら道の駅の温泉やらで汗を流す。
「あいのやまの湯」の玄関口の張り紙。

たかがツバメの巣、とはいえ利用者みんなで温かく見守っていたツバメの巣。
それを壊したやつがいるんだね。
ただ残念がるだけでなく、「警察に通報」してこの張り紙。
温泉の温かさがさらに身に染みるよ・・・。
その後いつもの獣医さんに電話して、避妊手術の相談を。
発情してるけど、大丈夫なのか、とかいろいろ。
「捕まえたら、来る前に電話して。手術は慌てなくても預かって体調とか見てしばらくしてからすればいいから。
入院費はとってないから。手術して回復が遅いようなら、ブドウ糖とかアリナミンとか打てば大丈夫だと思うし。オスもメスも1匹1万円でいいかな。」←アリナミンじゃなかったかもm(__)m
ありがとうございます。市の助成を使えば半額だしね。抜糸するまでの預かりも無料でOKらしい。
ただそんなに大人猫たちが留守にしたら、チビ猫たちが可哀そうだなぁ。
夕方、猫屋敷へ。
ちょうど奥様がカリカリを配ってるところだった。
「あ、今朝話した手術の話、ホントらしいですよ。手配できるらしいから、明日にでも連れて行っていいですか。」
「そうかい~ありがたいねぇ。これ以上増えちゃったら困るよねぇ。餌代とかもかかるし・・・。」
「じゃあ、明日にでも連れて行きますね。先生に聞いたら、すぐに手術するわけじゃなくて預かって体調を見てからするそうなので、しばらく入院になるそうですよ。でも入院費はとってないんですって。大丈夫ですよ、手術って言うと心配でしょうけど、今は動物医療も進んでいますから、きっと無事に戻ってきますよ。」
「あたしも一緒についていったほうがいいかねぇ」
お気持ちは分かりますけど・・・
「大丈夫ですよ、責任もって連れて行きますから。」
「ありがとうねぇ、助かります」

キジママ猫、チビチビ猫達におっぱいを吸わせている。
ゴメンよ~明日からしばらくママとお別れだよ。
チビ猫のママもチビチビ猫たちをなめなめしてあげている。
この子たちは共同で子育てをしている。
本当にライオンの群れのよう。
入院して戻ってきてもこの愛情深さは変わらないって信じているよ。
本当は三毛ちゃんも連れて行きたいけど、戻ってこないなら仕方ない。
誰か大人猫を残して2匹ずつ・・・なんて考えたけど、またいつ気持ちが変わるかわからない。
とにかく明日朝、捕まえた大人猫、全員。連れていこう。
無料チケットの申請してそこの獣医さんに連れて行くわけじゃないけど~
別に嘘はついてない気がするし、まぁ、何とかなるでしょう!
あ~~ドキドキする!!
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