初めて猫屋敷を訪れてから、はや2か月半、思ったより長期戦になってしまいました。
「10時過ぎに迎えに来て」という先生のお言葉通り、時間すぎにお迎えに。
「ママちゃん、やっと帰れるよ!お迎えに来たよ」

「シャー!!」ママ猫ちゃんからシャー!!とお怒りの声。
キジママは「ニャ~ウニャ~ウ・・」と鳴きっぱなし。
ケージを開けてキャリーに移す。
先生から領収書をいただいて、さぁ出発!!
ママ猫は無言、キジママは相変わらず鳴きっぱなし。
猫屋敷に到着。
キャリーからママ猫を出して抱っこする。
「ほら、帰ってきたよ。」
と話しかけると同時に、するりと逃げられそのまま竹林の方へ走っていく。
すごいスピード、もう傷の痛みはなさそうだね。
でもチビ猫のところへは行かないの?
続いてキジママも抱っこ~こちらもあっという間に逃走~。
チャトラは抱かれたままただいまのご挨拶をしに行ったのに、ママたちは自由だな~。
棚の上にいたチャトラがすっ飛んで行く。
竹林に走っていったママ猫も戻ってきた。
奥様が外に出てきて「あ~ありがとうねぇ、良かった~。チャトラが寂しがってねぇ。子供たちも元気がなくってねぇ。」という。

この3日間、チャトラはさみしくて旦那様や奥様の足元から離れることなくついてまわっていたらしい。
そんなに寂しかったんだね。
ママたちはチビ猫のところにすぐ行くわけでもなく、くつろぎ始めた。
ん?子育て、忘れちゃったのかな?と心配になる。
しばらくしたら、キジママがケージに入るという。
チビ猫達大騒ぎ。
それまでは食欲も落ちて、朝のカリカリもだいぶ残っていたのに、キジママが戻ってきたとたん我先にとカリカリを食べだす。

チャトラや、ママ猫も一緒に入ってケージ内はぎゅうぎゅう。
「ママ~」
甘える子猫を優しくなめる。

おっぱい争奪戦も以前のように始まる。
よかった~何も変わらない猫家族。
数日離れたくらいで子供への愛情は変わらないんだね。
長かった猫屋敷の大人猫の避妊去勢が終わった。
その間に2匹の雌猫が姿を消してしまった。
もしあの子たちが妊娠・出産する前に手を出していたら、あの子たちは無事だったのだろうか。
高齢者のお宅では、わかっていても出来ないことがあるって知った。
手術をするのに抵抗がある、お金の問題、体が悪くて動きがとれない、助成金などの情報を知らない、理解していない、などなど。
手術を終えて帰ってきた猫達の様子を見て、奥様、旦那様も安心したみたいだね。
後は半年後にチビ猫たちの避妊が待ち受けている。
その時が来るまでしばし、ゆっくりさせてもらおう。
猫屋敷に顔を出すのは2日に1回でも大丈夫かな。
もうこれ以上猫を増やさないでくださいよ。

猫屋敷に咲いていた、綺麗な色のコスモス。
こんなに綺麗な色があるんだね。
外からは見えない、庭の隅に咲いてるけど素敵な花を楽しませていただきました。
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