その、歌詞で気になる、風あざみ、夢花火、宵かがりについて、日記に綴ってみた。
~少年時代~ 井上陽水
夏が過ぎ 風あざみ 誰のあこがれにさまよう~♪
青空に残された 私の心は夏模様~♪
夢が覚め 夜の中 永い冬が窓を閉じて~♪
呼びかけたままで 夢はつまり 想い出のあとさき~♪
夏まつり 宵かがり 胸のたかなりにあわせて~♪
八月は夢花火 私の心は夏模様~♪
目が覚めて 夢のあと~♪
長い影が夜にのびて 星屑の空へ~♪
夢はつまり 想い出のあとさき~♪
◆風あざみ、夢花火、宵かがりとはどんな意味❕❔
井上陽水の「少年時代」の歌詞で、聞いていて気になるのが、その歌詞に出てくる「風あざみ」、「宵かがり」、「夢花火」 という言葉。
他ではあんまし聞かない言葉なので、少し調べてみた。
「少年時代」の誕生秘話について
まず、少年時代という曲は、1990年9月にリリースされ、現在でも、井上陽水の最大のヒット曲となった。
もともとは、井上陽水が、荻野目洋子に提供するシングルのB面に使う予定で作曲したものの、その曲の出来映えがよかったことに加え、同名映画「少年時代」の主題歌の依頼が来たこともあり、自身でカバーし、シングルでリリースすることになったという経緯があった。
その映画「少年時代」は、藤子不二雄A氏の連載漫画が原作で、以前から藤子氏と飲み仲間として親交のあった井上氏に主題歌の依頼が入り、そんな風にして誕生したこの曲だが、ヒットにつながるには少々時間がかったそうだ。
発売直後は、オリコンチャート最高20位だったものの、発売から1年後にソニーのCM曲に採用されたことでオリコンチャート4位まで上昇し、TV番組のテーマとしても使用されるなどしてロングヒットとなる。
2008年にはキリンビール、2013年には日本コカ・コーラ、そして2014年には健康家族と、各社のCMに「少年時代」が使用された。
また、井上陽水が子ども時代を過ごした福岡県田川郡糸田町では、防災無線でこの曲のオルゴール音を流しているそうだ。
この曲の魅力はいつまで経っても色褪せないことがわかる。
◆実は、全部井上陽水の造語だった❕❓
「風あざみ」
植物のアザミを連想するも、風あざみという種類は存在しない。
風が吹いてあざみをゆらしている情景を表現した言葉が、「風あざみ」なのだ。
アザミは夏から秋に花を咲かせ、夏が終わり、アザミの花を揺らす風に秋の気配を感じている情景が浮かぶ。
「夢花火」
これは、夢で見たような花火、あるいは夢のようにはかない花火を意味する。
響きもとてもきれいである。
「宵かがり」
宵とは、日暮れから間もない頃の時間である。
かがり火は、鉄のかごに薪などを入れて焚く火のこと。
夏には花火やお盆、祭りなど、夜のイベントが多く、そんな情景を「宵」、「かがり火」という2つの言葉が連想させる。
辞書を調べても載っていない3つの言葉は、これらはすべて、何と、井上陽水氏による造語であった❕❕(@_@;)
ちなみに、彼の楽曲には、他にもたびたび造語が登場するようである。
👉井上陽水がインタビューで、これらの歌詞の意味を聞かれたとき、『響きのよさで作った言葉で、意味ないんだよ~』👈と答えたそう~。。。\(゜ロ\)(/ロ゜)/
最近花壇には、夏に彩を添えてくれた花はすっかり枯れ果てて、秋の花が咲きだしてきました。
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写真上:「るりまつり」
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写真上:「トレニア」
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写真上:「薔薇」
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~以上ご提供は、「マミ&しゃら」でした~
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