生後およそ2か月にして、唸るわ、噛み付くわ、プッツシャー!!するわ、うんち爆弾、オチッコ攻撃と一通りの野良猫の技を身につけ、猫屋敷の猫のカリカリを盗み食い、と立派に野良猫としてやっていけるはずだった。
だが、それを拉致ってきて、厳しい家猫修行をさせようとこころみ、はや3か月が過ぎた・・・。
時のたつのは早いもので、チビコはニャン生の半分以上を家猫修行に費やしてしまった。
さすがにチビコも野良猫の技を繰り出すことはなくなった。
時々、ケージから出して部屋の中を好きに散策させている。
もともとこの部屋(小屋)は大学生3の自転車整備小屋なのだが、ある時はウサギ小屋、そしてまたある時はチビコ小屋にと変わっていくのである。

自転車に駆け上がり~一本橋を渡るチビコ。
狭いケージ生活にもかかわらず、運動能力は結構高い。
チーよりもよっぽど身軽かな。
チーから借りたおもちゃを投入。
びびるチビコ。

まずは様子をうかがって、スルー。
この慎重さは生まれながらのものなのか。
そして何度かスルーを繰り返し、ようやく!

おもちろーーーい♪
そしてこの日一日、玉ころがしで過ごすチビコであった・・・。
さて、夕方になり、チビコをケージに戻すミッションがある。
基本、ケージの中ではごろごろ言って可愛い姿を見せるけど、一度広いところに出るとネコが変わる。
そうやすやすとは捕まらないのである。
何度かわしづかみにして噛まれたことがあるので、現在は抱き上げることはやめた。
お腹ペコペコ大作戦、発動である~
ご飯はケージの中でしか食べさせてないので、お腹がすいたら、ケージに戻るしかないのである。
それを今、チビコに学習してもらっている。
カリカリを入れた器をケージに入れる。
なかなか入ろうとはしないけど、いつかは入る。
部屋から出るときにはカリカリは片付けてしまうので、ゾッチャがいるときにケージINしないといつまでもご飯にならないのである~・
随分と子供相手に意地が悪いけど、捕まえようとすると逃げるし、そういうときに抱きかかえると噛まれるからね。
お互いに話し合いの結果、「お腹が空いて、もう部屋で遊ぶよりも食べて寝るほうが良いな~」と思ったところで、ケージでご飯という事になっている。
ケージに入ったり出たりするときには必ずゾッチャに抱っこされてのナデナデ付き♡

夜遅くなって部屋に行ってみると、お腹ペコペコだニャ~と自らケージで待っていることもあるようになった。
そうそう、誰がご飯係なのか、その小さな頭で理解するんだよ。
人間はご飯係なんだからね。
ただし、食い逃げはダメだよ。
お代はナデナデや抱っこで支払ってもらうんだからね。

さぁ~今日もお部屋に放牧中~
隅っこに隠れてるうちは、まだまだご飯にはならないね。
頑張れ、チビコ。
家猫修行はまだまだ続く!
追記: 9/22 0930 動物病院に貼られた写真を見た方より連絡あり。
先住三毛の避妊手術帰り見学に来ていただきました。
奥様: 「もう少し小さい子希望してたの、検討しますね」
と言って帰られました。
う~~ん・・・たぶん無理だろうなぁ。こういうご縁って、一目見てビビビとくるものがある気がするしね。
チビコはフーシャー&う”~~・・・可愛くないし。
車で抱っこされていたパステル三毛ちゃん、落ちついていて、懐こく可愛かったな。
あんなに可愛い子と比べられたら、チビコの魅力は・・・?
運転していた旦那様は、「いいんじゃない?どうせすぐ慣れるんだから。」なんてのんびり言ってたけど。
こういうのはお世話するであろう奥様の方が気に入っていただけないとね。
孫が拾ってきた三毛ちゃんをベンツに乗った祖父母が揃って動物病院へ避妊手術に連れて行けるお家。
玉の輿なんだろうけど、チビコにとって落ち着けるところなのか・・・?
今回のご縁はどうなるかわからないけど、チビコの写真を見て気にしてくれる人がいただけでも嬉しかった。
チビコ、いつか家族が見つかるよね、きっと。
それまでにもっと可愛くなろうね♪
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